渡辺謙が、クリストファー・ノーラン監督の次作スリラーの悪役に決定!
2009年5月7日 12:00

[映画.com ニュース] 「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督がワーナー・ブラザースで手がけるSFスリラー「インセプション(Inception)」に、日本人俳優・渡辺謙の出演が決定した。
米ハリウッド・レポーター誌によると、同作はノーラン監督直筆による深層心理を掘り下げたSFスリラー。ピーター・カルーザースという認知心理学者が提唱している“The Architecture of the Mind(心のアーキテクチャー)”の内部を舞台にしたスリラーで、レオナルド・ディカプリオ演じるCEOタイプの実業家が主人公の物語。「バットマン・ビギンズ」の敵役“ラーズ・アル・グール”役以来のノーラン監督作出演となる渡辺は、その主人公を脅迫する悪役に抜擢され、すでにワーナーとサインしたという。
また、「レイヤー・ケーキ」「ロックンローラ」の英国人俳優トム・ハーディも、ディカプリオ演じる主人公のチーム側として出演することも決まった。
同作では上記3人以外に、ジョゼフ・ゴードン=レビット(「BRICK ブリック」)、エレン・ペイジ(「JUNO/ジュノ」)、マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)、「バットマン」シリーズから“スケアクロウ”役のキリアン・マーフィ、執事アルフレッド・ペニーワース役のマイケル・ケインも出演する。
「ラスト・サムライ」「バットマン・ビギンズ」「SAYURI」「硫黄島からの手紙」といったハリウッド映画に出演してきた渡辺は、2010年公開を目指す同作へは今夏撮影に入る。また、ジョン・キューザック、コン・リー共演の1940年代上海を舞台にしたスリラー「シャンハイ」(ミカエル・ハフストローム監督、09年公開)、ウィレム・デフォーらと共演のファンタジー小説「ダレン・シャン」シリーズの映画化「シラノ・ド・フリーク」(ポール・ワイツ監督、10年公開)の公開を控えている。
渡辺は日本映画でも、1985年の日航機墜落事故を取り上げた山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」(若松節朗監督、09年10月24日公開予定)で主役の航空会社の労働組合委員長役を演じており、現在撮影中だ。
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