シャンハイ
劇場公開日:2011年8月20日
解説
1941年の太平洋戦争前夜の上海を舞台に、ある米諜報部員の死の裏に隠された中国、アメリカ、日本の巨大な陰謀と、決して愛し合ってはならない運命を背負う男女の悲恋を描く。主人公の諜報部員ポールをジョン・キューザック、ポールを狙う冷酷な日本人将校タナカを渡辺謙、物語の鍵となる謎の女スミコを菊地凛子が演じるほか、コン・リー、チョウ・ユンファらアメリカ、アジアのスターが集結。監督は「1408号室」のミカエル・ハフストローム。
2010年製作/104分/PG12/アメリカ・中国合作
原題:Shanghai
配給:ギャガ
スタッフ・キャスト
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2020年11月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
片手間に見てたらあまりわかんなくなる映画(笑)
片手間に見てたからしっかりは理解できてなかったけど、当時のシャンハイではそんなに簡単に殺されるものなのかと。
それでいて、またしっかり見ようというモチベーションむではわかなかった(笑)
いずれにしてもこういう時代の映画では、「銃を持たないとモノが言えない、なんもできない」ご時世だったんだなあ、とも思う。
2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
映画に「ランボー」的な勧善懲悪ストーリーを求める人には、ムリでしょうね。
また「水戸黄門」的な正義感を求める人にも、ムリでしょうね。
人生とはすべて何らかの理屈があるはずだ、と思っている人にも、この映画はムリだと思います。
人生は相当に不条理なことがあると思っている人には、この映画、最高に面白いと思います。
1940年代のシャンハイの空気を、心ゆくまで味わうことができるからです。
右翼的な非難の言葉も、この映画には当てはまりません。
観る人間を選ぶ映画ではありますが、私にとって、最高点を与えてもおかしくない映画だと思いました。
2020年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
1941年当時の上海の混沌とした様子を理解するにはよいのでは?
ストーリーは骨太そうで意外と薄い、複雑でいて、複雑である意義があまりないという印象。
意外と上海租界を描いた日本語で見られる映画って多くないと思いますし。
実際の1941年もスパイやら何やらで混沌としていたんだと思います。
空母加賀の件は歴史検証的にどうなのか、よくわからなかったですが。
2020年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
日米開戦前夜の国際都市上海。その上海で親友が殺されたアメリカ諜報員と日本軍人、中国の有力者とその妻が織りなす愛憎劇。
主人公の親友が殺されたことに端を発するストーリーですが、寧ろ人間ドラマとしての色彩が強い映画です。実際に捜査らしい捜査をするシーンは殆ど出て来ません。
混沌とした世界情勢、その象徴ともいうべき上海で、アメリカ・中国・日本の3人の男たちが静かに駆け引きを繰り広げます。それらのシーンは、それなりの緊張感を感じました。
ただ、当時の情勢だけでなく、この映画自体も混沌としてしまい、整理されていないようにも感じました。もう少し主題を強く打ち出しても良かったように思います。