シャンハイ

劇場公開日:

シャンハイ

解説

1941年の太平洋戦争前夜の上海を舞台に、ある米諜報部員の死の裏に隠された中国、アメリカ、日本の巨大な陰謀と、決して愛し合ってはならない運命を背負う男女の悲恋を描く。主人公の諜報部員ポールをジョン・キューザック、ポールを狙う冷酷な日本人将校タナカを渡辺謙、物語の鍵となる謎の女スミコを菊地凛子が演じるほか、コン・リー、チョウ・ユンファらアメリカ、アジアのスターが集結。監督は「1408号室」のミカエル・ハフストローム。

2010年製作/104分/PG12/アメリカ・中国合作
原題:Shanghai
配給:ギャガ
劇場公開日:2011年8月20日

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映画レビュー

2.0新米母にありがたい、熟年版ハチクロ。

2011年9月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

小さいお人との生活が始まり、映画生活も当然変化した。
これまでは、「心の栄養補給上、理想は一日一本。週末は一日2〜3本!」が信条。はしごするなら、程よい間隔とショバがえがあればベター、と私的タイムテーブルを組むのも密かな楽しみだった。
で、新・映画生活はどうなったか。
現在は、「2〜3日に一本」が、周囲の助けに深い感謝を込めつつ…の理想。そして、「明るいうちに、3時間程度で観て・帰る」ためのタイムテーブルを組む(選ぶ)ことになる。「3時間」という枠は、小さいお人のお食事時間というだけでなく、私自身の生理現象のためにも必須と言える。
…というわけで、「何を観るか」よりも、「いつ、どこで観るか」が優先条件。まず、上映開始時間から絞り込み、終映時間をチェックする。だらだら2時間を越えるような大資本映画は、まずスルー。移動その他の時間を節約するには、近場の映画館で、受付がスムーズにできて…となる。
そんな条件をクリアした貴重な一本が「シャンハイ」。豪華絢爛なキャストを揃え、大作ながら2時間に収めた、新米母にありがたい作品。さらには、ジョン・キューザック×サミュエル・L・ジャクソンのミステリー「1408号室」、アンソニー・ホプキンスの怪演が光る「ザ・ライト エクソシストの真実」監督の新作、という点も、私の興味をくすぐった。プラス、予告編の遠藤憲一の美声も、定番ながらポイントが高く、耳に残っていた。
…で、どうだったか。
…大仕掛けながら、実はとてもシンプルで、肩透かしと感じるくらい直球の恋愛ものだった。
日米開戦直前の魔都・上海で、アメリカ・日本・中国・ドイツ…と国籍を越え繰り広げられる、政治を絡めた男女の駆け引き。お膳立てとして目を引くのは前者だが、主軸は明らかに後者。スパイ、レジスタンス、戦争…といった題材は、おどろおどろしいスパイスにすぎない。登場人物たちは、全員報われない恋愛をする。片思いのすれ違い、絡み合いのオンパレード。…ということで、私がふと思い起こしたのは、あの、ハチクロこと「ハチミツとクローバー」だった。
どちらも絡まりあった男女のせつない片想いが主題。それなのに、十代二十代の男女だと爽やかで甘酸っぱい物語となるところが、熟年男女がやるとこんなに血なまぐさいことに…という点が、何よりの発見だった。多分、現代社会に置き換えても、犯罪に及びかねない愛憎劇となるだろう。中途半端に社会的地位や権力を手にしたオトナは、実に手に負えなくなってしまうのだ。
大人の恋愛は、たやすく溺れてはいけない、溺れるなら切った張ったは覚悟の上で、という教訓が残った。
二本立てなら、「セカンドバージン」よりも是非「ハチクロ」で!

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cma

2.5上海を舞台にした意味が不明、、

2023年8月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

大戦間際の上海を舞台に、諜報員と現地将校を中心に物語が進み、ラスト様々な想いからまた魔都上海に舞い戻ったようだが、これといって上海らしさがなく肩透かし。
侵攻中のヨーロッパとの違いがわからない。

日本将校は最後なぜ見逃したのか不明。
これがオトコの浪漫なんてわからない。

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ho

3.0中途半端で薄い、分かりずらい、残念作

2023年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

日本が悪として描かれていて、日本人としては心地悪く認めたくないでしょうけど、

1932年~1945年の間、満州国を中国に作ったり、

劇中でも言及される南京大虐殺の疑いも…

当時の日本軍は悪かったんじゃないか?と思ってます。

清水潔さんの著書
『「南京事件」を調査せよ』
『鉄路の果てに』←まだ途中
を読み。

あと、他に言われてる方いますが、

この映画設定と同じ1941年の上海に生まれた、プロデューサーのマイク・メダヴォイの意思が強く反映されているようで、

生まれる前や生まれた時の事を親から聞いたのか、小さな子供の時に自分の目で見たのか、

映画用の脚色なのか、日本ギライのプロパガンダなのか、分かりませんが…

イギリスの人が『RRR』を観る時も、こんな感じなのかな?

映画としては、

スパイ?サスペンス?ラブストーリー?

バランス悪い感じで、中途半端で薄い(笑)

1回だけだと話の内容が分かりずらく、2回も観る価値ない(笑)

そんな映画です(笑)

面白そうな残念作。

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RAIN DOG

1.5しっかり見とかないと、

2020年11月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

片手間に見てたらあまりわかんなくなる映画(笑)

片手間に見てたからしっかりは理解できてなかったけど、当時のシャンハイではそんなに簡単に殺されるものなのかと。

それでいて、またしっかり見ようというモチベーションむではわかなかった(笑)

いずれにしてもこういう時代の映画では、「銃を持たないとモノが言えない、なんもできない」ご時世だったんだなあ、とも思う。

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けい