パリのアメリカ人

劇場公開日:

パリのアメリカ人

解説

アメリカの名作ミュージカル映画「巴里のアメリカ人」の舞台版で、2015年・第69回トニー賞で4部門を受賞した「パリのアメリカ人」をスクリーン上映。ブロードウェイ・プロダクションとバレエダンサーのキャストによる2018年のウェストエンド公演を収録。1945年、終戦後のパリ。アメリカからやって来た退役軍人ジェリーは、希望やチャンスに満ち溢れたこの街で画家を目指していた。ある日彼は、ダンサーのリズと運命的な出会いを果たす。ニューヨーク・シティ・バレエ団でプリンシパルの経歴を持つロバート・フェアチャイルドがジェリー、英国ロイヤル・バレエ団のリャーン・コープがリズを演じた。バレエの振付師として国際的に活躍するクリストファー・ウィールドンが演出・振付を手がけ、ディズニー・ミュージカル「アラジン」などで知られるボブ・クローリーが装置・衣装デザインを担当。本場ブロードウェイの舞台を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」の1作。

2018年製作/139分/G/イギリス
原題:An American in Paris - The Musical
配給:松竹
劇場公開日:2021年10月15日

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(C)Angela Sterling

映画レビュー

5.0お見事!

2022年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画版をもとに舞台化しているが、お見事といえる楽しさでした。
主役の二人はダンスと歌とお芝居が体力の限界に挑戦といった感じで、お疲れ様としか言いようがない。
今の舞台装置はすごいなぁ。

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いやよセブン

4.0【愛、苦悩、喜びを表したトップダンサーたちの踊りに魅了される、善性あふれる人生肯定ミュージカル作品。台詞をそぎ落とし、役柄の心理描写を表現する踊りは圧巻である。】

2021年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

ー 米国映画の「巴里のアメリカ人」の舞台版。
  松竹ブロードウエイミュージカルとしては、「キンキー・ブーツ」に次いで、2作目の鑑賞。
  恥ずかしながら、「巴里のアメリカ人」未鑑賞の為、ほぼ事前情報なしで鑑賞。-

◆感想

 ・第二次世界大戦終了後のパリを舞台に、ラブストーリーと友情、芸術の大切さ、戦禍の傷跡をふんだんに盛り込んで、物語は進む。

 ・主人公のジュリーを演じたロバート・フェアチャイルドと、ヒロインでユダヤ人のリズを演じたリャーン・コープは、バレエのトップダンサーだそうであるが、見事な演技と踊りで見る側を引き込む。

<登場人物が、恋仲同士でも、お金持ちの文化復興を支援する家族も、足を戦争で負傷した青年も皆が、戦争が終了した事を喜び、お互いを尊重する姿を時折、笑いを交えて描き出す善性あふれる人生肯定ミュージカル。
 客席から起こる笑いと、私の笑うツボが微妙に違っていたのは、私の英語能力不足だからだろうか、文化の違いだからだろうか・・。>

<2021年12月19日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU

5.0兎に角、凄い

2021年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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マサシ

5.0シアターライブってすごい

2021年11月5日
iPhoneアプリから投稿

ブロードウェイでミュージカル観て、さらにバレエまで見させてもらった、というくらいの、満足度の高い作品でした。本場の役者さん、歌も踊りも上手い。素晴らしいです。

この作品、ブロードウェイミュージカルとありますが、
上演、撮影されたのは、ロンドン、ウエストエンドです。以前、NSLの撮影が入った、その日に、ウエストエンドの舞台を観ておりましたので、後で映画で観て、シューティングの日の役者さん、オケピは特別なんだということが、よくわかりました。最高の作者さんが、最高のパフォーマンスを見せようと、すごい熱気でしたから。

『パリのアメリカ人』は、最近のミュージカルとしては、オールドファッションな作品ですが、フレッド・アステアの昔の映画版とは、全然違って、お話も現代の視点から作り直しているので、ずっと見応えがあります。
時代設定は戦後、というのは変わりませんが、ノスタルジックな衣装も、モンドリアン風の美術も素敵で、舞台って、総合芸術なんだ、って改めて思いました。
このような作品が、3千円で見れるなんて!
上演する映画館が少ないのが残念なところではありますが、今後もシアターライブが、日本で上演され続けるためにも、せっせと劇場に行かなければ、と心から思います。

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オカピ