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映画「ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill」 ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill
劇場公開日:2023年3月10日
解説
ニューヨーク・ブロードウェイを中心に活躍する女優オードラ・マクドナルドが伝説的ジャズシンガーのビリー・ホリデイを演じた大ヒット舞台を収録しスクリーン上映。
1959年3月。その力強い歌声で多くのファンを魅了してきたビリー・ホリデイが、フィラデルフィアの小さなジャズクラブのステージに立った。わずか4カ月後に死を迎えることになる彼女は、観客たちの前で人生最後のパフォーマンスを繰り広げる。ジャズの歴史を彩る名曲の数々に、辛らつでユーモラスな回想を交えながら、苦悩と葛藤に満ちた彼女の生き様とその音楽的世界観を描き出す。
マクドナルドは2014年に同舞台でトニー賞演劇主演女優賞を受賞し、史上最多となる6度目のトニー賞受賞を達成した。ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズの1作。
2016年製作/90分/G/アメリカ
原題:Lady Day at Emerson's Bar and Grill
配給:松竹
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2023年3月15日
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鑑賞方法:映画館
もっとバンバン歌ってくれるんだと思っていましたが、ざんねん。
エンドロールが、無音なのはなぜ?
3000円高すぎる!
映画というよりもライブハウスの配信映像を見ているかのような感覚、もちろん1959年にそんなものはない。
レディ・デイにとって最後のライブは良くも悪くもその人生の集大成になってしまった。
もしジャズか好き、音楽が好きなら高い金額を払って見ておく価値はあると思います。
具合が悪くなってレディ・デイが楽屋に一時的に引き上げた時に流行りの曲などと言ってピアニストはチャーリー・パーカーの曲、NOW'S THE TIMEをボーカルなしのトリオで演奏
カーネギーホールで演奏し、1955年にドラッグが原因で亡くなった黒人の曲をあえて演ったとしか思えない。当たり前だけどライブ会場でレディ・デイは生きている。
あのピアニストはある意味残忍だ。
2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館
1959年7月に亡くなるビリー・ホリデイの最後のステージを再現(?)した映像。死の4か月前、フィラデルフィアの小さなクラブでビリーはグラス片手に10数曲を熱唱する。中には体調の異変によって声を詰まらせたり、酒のせいなのか歌詞を忘れたりで歌いきれない楽曲もある。
黒人差別の苦い(なんて簡単な言葉では言い表せない過酷で残酷な)思い出、自分を庇ってくれなかった母親への愚痴、奴隷だったひいおばあさんまで遡る悲しい生い立ち、ビリーに薬物を教えたクズ夫のこと、薬物で捕まり投獄された話、こうした残酷で悲しい思い出話を背景に「奇妙な果実」などの名曲を、クラブの客達は生で、そして我々はこの映像を通して聴かされるのだ。
これらの裏話によって「レディ・デイ(ビリー・ホリデイ)」に扮したオードラ・マクドナルドの一人語り、一人芝居、そしてジャズはさらに鬼気迫るものになる。
2023年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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映画としての次元を超えてしまったエンターテインメントだ。
どこからどこまでが演出なのか分からなくなる。
ブロードウェイの凄さで、僕の心が驚愕するくらいのエンターテインメント。
兎に角、凄くて、また見たくなる。