劇場公開日 2021年10月15日

「【愛、苦悩、喜びを表したトップダンサーたちの踊りに魅了される、善性あふれる人生肯定ミュージカル作品。台詞をそぎ落とし、役柄の心理描写を表現する踊りは圧巻である。】」パリのアメリカ人 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【愛、苦悩、喜びを表したトップダンサーたちの踊りに魅了される、善性あふれる人生肯定ミュージカル作品。台詞をそぎ落とし、役柄の心理描写を表現する踊りは圧巻である。】

2021年12月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

ー 米国映画の「巴里のアメリカ人」の舞台版。
  松竹ブロードウエイミュージカルとしては、「キンキー・ブーツ」に次いで、2作目の鑑賞。
  恥ずかしながら、「巴里のアメリカ人」未鑑賞の為、ほぼ事前情報なしで鑑賞。-

◆感想

 ・第二次世界大戦終了後のパリを舞台に、ラブストーリーと友情、芸術の大切さ、戦禍の傷跡をふんだんに盛り込んで、物語は進む。

 ・主人公のジュリーを演じたロバート・フェアチャイルドと、ヒロインでユダヤ人のリズを演じたリャーン・コープは、バレエのトップダンサーだそうであるが、見事な演技と踊りで見る側を引き込む。

<登場人物が、恋仲同士でも、お金持ちの文化復興を支援する家族も、足を戦争で負傷した青年も皆が、戦争が終了した事を喜び、お互いを尊重する姿を時折、笑いを交えて描き出す善性あふれる人生肯定ミュージカル。
 客席から起こる笑いと、私の笑うツボが微妙に違っていたのは、私の英語能力不足だからだろうか、文化の違いだからだろうか・・。>

<2021年12月19日 刈谷日劇にて鑑賞>

NOBU