ラ・ヨローナ 泣く女

劇場公開日:

ラ・ヨローナ 泣く女

解説

中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材に、「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン製作で描くホラー。愛する夫に浮気をされ、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女、ヨローナ。そのことを後悔し、嘆き苦しんだ彼女は自ら川に身を投げた。呪いとなってこの世をさまようヨローナは、子どもたちをさらっていく。1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは子どもたちが危険にさらされているという、ある母親からの助けを無視してしまうが、それは泣き声を聞いた子どもが必ず連れ去られてしまうヨローナの呪いだった。そして、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。「グリーンブック」「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のリンダ・カーデリニがアンナ役を演じる。監督は「死霊館」第3弾でメガホンをとる新鋭マイケル・チャベス。

2019年製作/93分/G/アメリカ
原題または英題:The Curse of La Llorona
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2019年5月10日

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(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

映画レビュー

3.0ジェームズ・ワン製作の新ホラーは『リング』や貞子の影響を強く匂わせる

2019年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ジェームズ・ワン製作のホラー映画の数々は、ある種の幅広い観客層が楽しめる安心型エンタメ・ホラーだ。ただし、本作で謎の悪霊から狙われるのは、通常このエンタメ・ホラーの世界では犠牲者になりにくいとされる「子供たち」なのだから驚かされる。ここにはルールが通用するようでいて、しかし実のところ安全圏なんてどこにもないのだ。

南米コミュニティに焦点を当て、女性ケースワーカーの立場から謎を紐解き子供達を守ろうとする姿には、単なる受け身にとどまらないたくましい女性像が見え隠れする。そしていざ、悪霊が姿を現すと、それが意外にも『リング』の貞子のようで、日本人として「やりやがったな!」という気持ちが沸き起こらないわけでもない。そういえば、シングルマザーが奮闘するという点も似ている。総じて『死霊館』を2グレードくらい引き下げたお屋敷ホラーといったところか。少々雑なところに目を瞑れば、そこそこ楽しめるのだが。

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牛津厚信

3.5金かかってるホラー面白ぇ!

2024年9月29日
スマートフォンから投稿

やっぱワーナーよ。ハリウッドよ。
完全にアトラクションとしての楽しさ
クライマックスら辺のユニバのミニオンのアトラクションみたいなシーンとか最高でしょ。

友達と見てね

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ノ

2.5死霊館シリーズのスピンオフ!

2024年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

なんだか可もなく不可もなく、そして怖さもどっちつかずな感じで、いまいちだったなーが率直な感想です。死霊館シリーズの位置づけでみたら、かなり物足りなく感じる方が強いですね。

この映画では、母親の愛と子供がキーポイント。嫉妬心で我が子を殺してしまったヨローナに対して、自分の命をかけてでも必死で我が子を守るアンナの子供達への愛の対局さが見どころであり良く描かれていました。

では物足りなさが何かと言いますと、ほとんどがありきたりな展開なのです。特段目新しさも感じられず、屋敷物&悪魔祓いという設定の枠の中で、本作ならではと言えるアッと驚かされるような展開も無いです。メキシコ出身のヨローナが、なぜロサンゼルスで大活躍中(大呪い中)なんだろうか、恨むならメキシコでやってくれよ~って言いたくなるのも理解ができませんでした。

結局のところ、ジェームズ・ワンが、短編映画しか作ったことないマイケル・チャベス監督の力を試すのに、「死霊館本編いきなりだと心配なので、スピンオフ的にちょっと長編チャレンジしてみなよ~」みたいなノリって作らせたような気がするのです。

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だいふく

3.5子供達よく頑張った。

2024年3月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

「ER」のリンダ・カーデリーニも歳をとったな。パッと見はそんなに変わらないんだが。
ラファエルは何とか退治しようと頑張ってるのに、責められるわ、撃たれるわ、いいとこ持ってかれるわ、ジョークはスルーされるわで可哀想だった。演じるはレイモンド・クルツ。すっかり丸っこいおじさんになっていてクレジットを見るまで分からんかった。
「死霊館」1作目のテイストで楽しめた。
アナベル人形もチラッと出てくる。

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ねこ