踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ！

やたらとエキストラが多く、終始ごちゃごちゃ
とにかく壮大に見せたいのか

本来の踊る大捜査線はここにはない

映画評価：55点

今までの劇場版で一番好きかもしれない！
(まだ最新作は観てない)

ちゃんとテレビ版と違ったビックスケールな所と、今までのチンピラではなく、目的のある行動をする組織が敵だった事。

そして、深津絵里さんの愛の言葉が聞けたこと。

細かい事を抜きにしたら、
ギャグ(笑い)的にも、ストーリー的にも
今までで一番満足できました。

まぁ、悪い部分は沢山あります。
①よくわからない新キャラが増えすぎ
②ナンバリングとはいえ、12年前の劇場版を観ていないと物語についていけない
③敵のボスの思想が結局よく分からない

等々、あげたらキリは無いのですが、
雰囲気楽しげだったので、
ギャグ作品としては良かったと思います。

【2025.7.22観賞】

この面々と浮かれたノリが好きな人向けのシリーズで、2010年という事で現在も活躍するキャストさんが追加されていました。とりあえず、1から3作目までは犯人が皆同じ様な若い奴で、フジテレビがどの層を敵視しているかが分かる気がしました。若ぃ女は上納させるので血眼になって探しますが、無力な若ぃ男には使い捨て位しか用がありませんね。また、某相棒の様に下手に権力批判等はやらずに、適当にネットの若い奴を叩いておけば批判は受けないだろうという、卑怯にも感じる姿勢を感じました。囚人達が解放されてゴッサム・シティにならないのも、騙しに感じます。

「使いこなせない物は使うなよ」
言っている意味は結構深いのかもしれない。
兎に角、ジジイになってそう思うことが多くなった。便利になったようで、敷居が高い。
国にも使いこなせない物って沢山あるんだろうなぁ。

「私の死は世界へ伝わる。それを見て人は覚醒する。死にたがっている者は死に、人を破壊したい者は殺し始める」
ある意味、安楽死に対するアンチテーゼ。