釣りバカ日誌3

劇場公開日:

解説

グータラ社員とワンマン社長という異色釣り馬鹿コンビの友情をユーモラスに描いたやまさき十三、北見けんいち原作の同名漫画の映画化第三弾。脚本は山田洋次と堀本卓。監督は栗山富夫。撮影は安田浩助と、前作「釣りバカ日誌2」と同じスタッフがそれぞれ担当。

1990年製作/96分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:1990年12月22日

あらすじ

出世よりも釣りが大事という鈴木建設のグータラ社員・浜田伝助こと浜ちゃんは愛妻・みち子との間に子供ができないことに悩んでいた。その相談を受けた浜ちゃんの釣り仲間である社長・鈴木一之助ことスーさんは、浜ちゃんが真剣に悩んでいると思わず大笑い。怒る浜ちゃんにスーさんは週末の釣りに誘う。浜ちゃんは伊豆・星ヶ浦へヒラメを釣りに行こうと言う。それを聞いてスーさんはビックリ、そこはスーさんがかつて兵隊として半年ほど駐在していた思い出深い土地。そこで雪子という旅館の女将と出会ったスーさんはさらにビックリ、雪子は兵隊時代の恋人・妙子の娘だったのだ。そこで初めて妙子が既に死んでいることを知ったスーさんは、雪子に墓を建てるお金を贈る。それによって浜ちゃんは、雪子がスーさんの隠し子ではないか!? と早とちりし大騒ぎ。そんな時、星ケ浦リゾート開発の反対運動が起こり、雪子や浜ちゃんまでもそれに参加。ところがその開発を進めていたのは鈴木建設だった。とりあえず開発計画の方はスーさんの取り計らいで中止になるが、社員にもかかわらず運動に参加した浜ちゃんは就業規則違反として二週間の出社停止。しかし浜ちゃんはその二週間をスーさんと共に釣りを楽しむのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 日本アカデミー賞(1991年)

受賞

助演女優賞 石田えり

ノミネート

助演男優賞 三國連太郎
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フォトギャラリー

映画レビュー

3.5釣りの成果はイシダイ、ヒラメ

2022年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

大人の色気あふれる五月みどりがゲスト出演し、スーさんとワケありだった女性の娘・雪子を演じる。終戦間際にスーさんが抱いた淡いロマンスの思い出と、“赤ちゃん”を切望するハマちゃんとみち子さんの悩みを軸に展開。

ハマちゃんが雪子をスーさんの隠し子と勘違いしたことから、事態はあらぬ方向へ……。

若い夫婦を実の父親のように心配するスーさんの姿が、その後の「釣りバカ」の世界観を決定的にアットホームなものとする。

● 公開日:1990年12月22日

● ロケ地:静岡県西伊豆

● ゲスト:五月みどり、花澤徳衛

● 釣りの成果:イシダイ、ヒラメ

● 監督:栗山富夫

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大塚史貴

3.5浜ちゃん、すーさん、今はスマホというものがあります

2025年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

牧歌的ですね〜。出勤停止で釣りに行けるなんて。浜ちゃんみたいな働き方が羨ましい!疲れた日に浜ちゃん&すーさんに癒されました。それに街の風景や当時の人達の雰囲気が本当に懐かしい。電話機の子機の様な昔の携帯電話が出てきて、テクノロジーの進歩を感じましたね。

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ミカ

タイトルなし(ネタバレ)

2025年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0なんとも心がほっこりする。

Mさん
2024年7月30日
Androidアプリから投稿

上映されている頃には興味がなかった「釣りバカ日誌」。
改めて見てみると、なかなかいいですねえ。
五月みどりさんきれいでした。

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M