釣りバカ日誌3
劇場公開日:1990年12月22日
解説
グータラ社員とワンマン社長という異色釣り馬鹿コンビの友情をユーモラスに描いたやまさき十三、北見けんいち原作の同名漫画の映画化第三弾。脚本は山田洋次と堀本卓。監督は栗山富夫。撮影は安田浩助と、前作「釣りバカ日誌2」と同じスタッフがそれぞれ担当。
1990年製作/日本
配給:松竹
劇場公開日:1990年12月22日
ストーリー
出世よりも釣りが大事という鈴木建設のグータラ社員・浜田伝助こと浜ちゃんは愛妻・みち子との間に子供ができないことに悩んでいた。その相談を受けた浜ちゃんの釣り仲間である社長・鈴木一之助ことスーさんは、浜ちゃんが真剣に悩んでいると思わず大笑い。怒る浜ちゃんにスーさんは週末の釣りに誘う。浜ちゃんは伊豆・星ヶ浦へヒラメを釣りに行こうと言う。それを聞いてスーさんはビックリ、そこはスーさんがかつて兵隊として半年ほど駐在していた思い出深い土地。そこで雪子という旅館の女将と出会ったスーさんはさらにビックリ、雪子は兵隊時代の恋人・妙子の娘だったのだ。そこで初めて妙子が既に死んでいることを知ったスーさんは、雪子に墓を建てるお金を贈る。それによって浜ちゃんは、雪子がスーさんの隠し子ではないか!? と早とちりし大騒ぎ。そんな時、星ケ浦リゾート開発の反対運動が起こり、雪子や浜ちゃんまでもそれに参加。ところがその開発を進めていたのは鈴木建設だった。とりあえず開発計画の方はスーさんの取り計らいで中止になるが、社員にもかかわらず運動に参加した浜ちゃんは就業規則違反として二週間の出社停止。しかし浜ちゃんはその二週間をスーさんと共に釣りを楽しむのだった。