ドーナル・グリーソン
アイルランドの首都ダブリン出身。父親は「トロイ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」の俳優ブレンダン・グリーソン。父親の作品を見て俳優を志し、ダブリン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで演技を学ぶ。01年、TVドラマに初出演し、舞台俳優としても活動、ブロードウェイ劇「The Lieutenant of Inishmore」(06)ではトニー賞演劇部門の男優賞にノミネートされた。俳優として活動する一方で、短編映画の監督に挑戦するほか、10年にはアイルランドのTVドラマ「Your Bad Self(原題)」の脚本も担当。その後、映画「わたしを離さないで」「トゥルー・グリット」(ともに10)に脇役として出演し、人気シリーズの最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」2部作(10、11)ではルパート・グリント演じるロンの兄ビルに扮し、「死の秘宝 PART1」では父親ブレンダンとも共演。「アンナ・カレーニナ」(12)ではリョーヴィン役を演じた。リチャード・カーティス監督の「アバウト・タイム 愛おしい時間について」(13)では主演を務め、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)にも抜てきされた。