わたしを離さないで
劇場公開日:2011年3月26日
解説
「日の名残り」で英文学界最高峰のブッカー賞を受賞した、日本生まれのイギリス人作家カズオ・イシグロの同名小説を、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの共演で映画化。監督は「ストーカー」(2002)の新鋭マーク・ロマネク。外界から隔絶された田園地帯に佇む寄宿学校ヘイルシャムで学ぶキャシー、ルース、トミーは、絵や詩の創作活動に励みながら、“特別な子ども”として育てられた。18歳になってヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始めるが、ルースとトミーが恋人同士になったことで友情が崩壊していく。
2010年製作/105分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Never Let Me Go
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ・キャスト
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2023年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
カズオ・イシグロさんの同名小説の映画化。
よくできたストーリーだと思います。
淡々と話が進んでいくので、印象としては
地味ですが、このストーリーには合ってるような
気がします。ある事実が、ずっと隠されたまま
進んでいきますが…それは、見てのお楽しみですね。
いろんなことを考えさせられる作品。
単純な話ではないですね、たぶん。深いです。
2022年12月3日
Androidアプリから投稿
2022年10月22日
Androidアプリから投稿
もし、これがお話でなく、
事実だとしたら、ありえない。
たとえ、お話だとしてもありえない。
人間がモルモットの様に生きる。
ただ、現実問題お金で臓器売買が有るのも事実。
命の重みを考えさせられます。
2022年3月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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何年か前に原作は読んでいた。面白かったが、特別な印象は残らなかった。『ドラマ見たことあるな。』位だと思う。暫くして、DVDを図書館で借りて見て見た。前述の様に、カズオ・イシグロって知る前、つまり、ノーベル賞を受賞される前に、日本のドラマで見ていた。ドラマ(日本の)を見た限りでは、可哀想!ヒューマンドラマだと思ってしまった。誰でもそう感じるとは思う。しかし、あらためて、この映画を見て(二回目)全くの出鱈目な話だと思った。淡々と死を受け入れるなんて、出来る訳がない。何かをデフォルメしていると感じた。『何故逃げない』そう誰でも思う。それが、この映画や原作の矛盾点だと感じた。
職場の仲間がこの原作を3ヶ月掛けて読んだ。同じように、何故逃げない。と言う疑問に行き付いたそうだ。僕は『日本の特攻兵見たいなもの』と答えた。しかし、彼は『人間の運命見たい』と返してきた。社会の体制に縛られる個人。と僕は見たわけだが、あらためて再考すると、彼の言う事が正解だと確信した。淡々と死を受け入れる。つまり、人間の一生なんて、そんなもの。誰でも必ず死ぬ。だから、可哀想とかヒューマンとか過酷な運命ではない。この映画は日本のそれ(ドラマ)よりも淡々と描いていると僕は感じた。職場の同僚は3ヶ月で読破したが、僕は面白かったので、三日間で読んでしまった。しかし、面白い対象が違っていたようだ。まぁ、映画見たから、本はもう読まなくて良いが。単純な青春群像劇としてとらえたとすれば、そのへんのライトノベル作家でも書けそうな話。やっばり、ノーベル賞作家なのだから、感情に訴えるだけのデタラメ話を書く訳がない。