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「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」あらすじ・キャスト・8つのトリビアまとめ 2027年には全米公開50周年【金曜ロードショーで放送】

2025年4月25日 21:00

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レイア役、有力候補だった俳優とは? 8つのトリビアをご紹介
レイア役、有力候補だった俳優とは? 8つのトリビアをご紹介
(C) & TM Lucasfilm Ltd. All

日本テレビ系「金曜ロードショー」で、本日4月25日に映画「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が放送される。本作は、ジョージ・ルーカスが監督・脚本を務めた大ヒットSFシリーズの第1作。先日には、千葉・幕張メッセで、世界中のファンが集結する祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が開催され、大きな盛り上がりを見せたばかり。最新作の情報も発表され、いまもなお、その熱狂と興奮、影響力は衰え知らずだ。

この記事では、そんなレジェンド映画シリーズの“原点”である「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」に隠された裏話をご紹介する。


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◆目次
【あらすじ】
【キャラクター/キャスト】
【公開データ】
【トリビア&裏話1:「スター・ウォーズ」に強い影響を与えた日本文化】
【トリビア&裏話2:レイア役、有力候補だった俳優とは?】
【トリビア&裏話3:ジョン・ウィリアムズとの出会い】
【トリビア&裏話4:“中の人”が明かすC-3PO誕生秘話】
【トリビア&裏話5:77年に公開された“幻のオリジナル版”って?】
【トリビア&裏話6:名監督たちが語る「スター・ウォーズ」】
【トリビア&裏話7:全米公開から日本上陸まで、1年以上のタイムラグ!】
【トリビア&裏話8:全米公開50周年、2027年には米LAで「スター・ウォーズ セレブレーション」開催】

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【あらすじ】

帝国の台頭から20数年の時が流れた頃、砂漠の惑星・タトゥイーンで農夫として暮らしていた青年、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、長きにわたって身を潜めていたオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)との出会いを果たす。やがてジェダイになるための修業を始めたルークに、オビ=ワンは帝国軍と反乱軍の戦闘や“フォース”について語り始める。

その後、ふたりは報酬を目当てに現れたハン・ソロ(ハリソン・フォード)と名乗る敏腕の宇宙船操縦士と、彼のウーキー族の相棒・チューバッカとともに、帝国軍の総統、ダース・ベイダーが指揮を執る巨大要塞デス・スターから反乱軍のリーダー、レイア姫(キャリー・フィッシャー)を助け出すため、同軍に参加するのだった。


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【キャラクター/キャスト】※()内は日本語吹き替え声優
・ルーク・スカイウォーカー:マーク・ハミル島田敏
・ハン・ソロ:ハリソン・フォード磯部勉
・レイア姫:キャリー・フィッシャー高島雅羅
・オビ=ワン・ケノービ:アレック・ギネス納谷悟朗
・ダース・ベイダー:デビッド・プラウズ大平透) ※原語版:ジェームズ・アール・ジョーンズ
・C-3PO:アンソニー・ダニエルズ野沢那智
・R2-D2:ケニー・ベイカー
・チューバッカ:ピーター・メイヒュー

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【公開データ】
・全米公開日:1977年5月25日
・日本公開日:78年7月1日
・全米公開日(特別篇):97年1月31日
・日本公開日(特別篇):97年5月31日

【トリビア&裏話1:「スター・ウォーズ」に強い影響を与えた日本文化】
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「スター・ウォーズ」シリーズは日本文化の影響を受け、その創造のルーツは、映画に限らず関連作品にも脈々と受け継がれている。「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」に出席したジョン・ファブロー監督(「スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」)は、「スター・ウォーズのことを考えるとき、日本映画と文化、伝統は切り離せない。ジョージ・ルーカスも日本が大好きなんです。『マンダロリアン』にも黒澤明の侍映画が特に影響しています」と、溢れる日本愛を語っていた。

特にルーカスが影響を受けた黒澤作品が、「隠し砦の三悪人」(1958)。戦国時代、敗軍の大将・真壁六郎太が、世継ぎの雪姫と隠し置いた黄金200貫とともに敵陣を突破し、同盟軍の陣内へ逃亡するまでの脱出劇を描いた。六郎太一行に付き添う狂言回しのごとき農民コンビの太平と又七が、C-3POとR2-D2のモデルになっている。また、ジェダイ騎士のオビ=ワン・ケノービは、「隠し砦の三悪人」の主演を務めた名優・三船敏郎さんをイメージしたキャラクター。当時、ルーカスは三船さんサイドに、オビ=ワン役の出演オファーを出していた。


【トリビア&裏話2:レイア役、有力候補だった俳優とは?】
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ロンドンのドラマカレッジに留学中だったキャリー・フィッシャーは、クリスマス休暇で実家に戻ったタイミングで、ふたつの作品のオーディションに参加している。ひとつは「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」、そしてもうひとつはブライアン・デ・パルマ監督の「キャリー(1976)」だった。ご承知の通り、フィッシャーは前者でレイア・オーガナ役に起用されており、後者はシシー・スペイセクが主演を務めた。

ちなみに当時、フィッシャーはデ・パルマ監督から「レイア役の最有力は、ジョディ・フォスターだ」と聞かされていたという。当のフォスターも最近になって、レイア役のオファーがあったことを認める発言をしている。

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平和な惑星・オルデラン出身のプリンセスから、反乱同盟の偉大な指導者のひとりへーー。誰からも愛されるレイアを演じたフィッシャーは、16年12月27日朝(現地時間)、米ロサンゼルスの病院で死去。享年60。「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17)が遺作になった。その後、公開された「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(19)には、生前に撮影された映像を使用することで、出演が実現した。


【トリビア&裏話3:ジョン・ウィリアムズとの出会い】
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誰もが一度は聞いたことがあるであろう「スター・ウォーズのテーマ」。タイトルロゴとともに、映画のオープニングを飾る勇壮なサウンドが、観客をはるか彼方の銀河へと誘う瞬間は、何度体験しても血湧き肉躍る。作曲を担当したのは、ご存知、ジョン・ウィリアムズだ。

ルーカスとウィリアムズを引き合わせたのは、「ジョーズ」(75)のスティーブン・スピルバーグ監督。当時、ルーカスはSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」(68)にならい、既存のクラシック楽曲を使用するつもりだったが、ウィリアムズが手がけた「ジョーズ」のテーマ曲を聞き、すっかり魅了されたという。ウィリアムズは本作で第48回アカデミー作曲賞を初受賞し、その後、劇場公開された「スター・ウォーズ」シリーズ全9作で音楽を担当している。ウィリアムズの足跡については、オリジナルドキュメンタリー映画「ジョン・ウィリアムズ 伝説の映画音楽」(ディズニープラスで配信中)で詳しく紹介されている。


【トリビア&裏話4:“中の人”が明かすC-3PO誕生秘話】
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数多くの人気キャラクターを生み出した「スター・ウォーズ」シリーズだが、なかでもC-3POの人気は絶大だ。礼儀作法・外交儀礼・慣習(プロトコル)に詳しいドロイドで、600万語もの宇宙言語に精通し、相棒・R2-D2とともに、この銀河戦争で重要な役目を果たす。

そんなC-3POを演じたのが、イギリス出身のアンソニー・ダニエルズ。映画「スター・ウォーズ」シリーズ全9作品に出演した唯一の俳優だ。「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」に出席した際には、あの特徴的な声と口調について、過酷な撮影現場での緊張から発せられたものが採用されたと明かし、「それこそが重要な瞬間でした」と振り返った。

(左)「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」に登場したC-3PO役、アンソニー・ダニエルズ
(左)「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」に登場したC-3PO役、アンソニー・ダニエルズ

この逸話に補足すると、ルーカスは撮影前、ダニエルズに「2001年宇宙の旅」を鑑賞させている。劇中に出てくる最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」の声を、C-3POの役づくりの参考にさせたかったようだ。また、映画のクランクアップ後、ルーカスは「イメージが違う」という理由で、C-3POのアフレコ声優を探していたことが発覚。実際に、リチャード・ドレイファスをはじめ、30人近い俳優が招かれたそうだが、最終的には、ダニエルズこそが適任だという結論に至った。


【トリビア&裏話5:77年に公開された“幻のオリジナル版”って?】
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ルーカスは「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の公開20周年を記念し、公開当時には実現が難しかったシーンを最新デジタル技術で追加したスペシャルエディションを97年に発表。モス・アイズリー宇宙港の景観をはじめとする新たなシーンやキャラクターの追加、公開時にカットとなってしまったジャバ・ザ・ハットとハン・ソロの会話シーンの復活など、数々の変更が施された。現在では、このスペシャルエディションのみが“公式”となっており、ディズニープラスで配信されている。

つまり、77年に公開されたバージョンは、いまや見ることができない“幻のオリジナル版”という位置づけに。そのため「77年版こそ、真のスター・ウォーズ」と考える往年のファンも存在している。そんななか、英国映画協会(BFI)は6月12日から15日にかけてロンドンで開催される「BFI Film on Film Festival」の開幕作品として、このオリジナル版「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」を上映すると発表し、大きな注目を浴びている。


【トリビア&裏話6:名監督たちが語る「スター・ウォーズ」】
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「1977年の映画といえば『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』だ。同じ年に公開したくないくらいだった」と振り返るのは、同年公開の「未知との遭遇」を監督したスピルバーグだ。両作品とも同時期のSFブームを牽引した存在だが、やはり「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が放ったインパクトは規格外だったといえる。

長編監督デビュー作「デュエリスト 決闘者」(77)を撮り終えたばかりのリドリー・スコットは、当時「私たちは何をやっているんだろう? 彼は『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』を作っているのに。同じ宇宙、同じ世紀に生きているとは思えない」と、プロデューサーに胸中を吐露したのだとか。その後、スコット監督は「エイリアン」(79)、「ブレードランナー」(82)と立て続けに、映画史に名を刻む傑作SFを生みだした。

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ルーカスよりも若い世代のジェームズ・キャメロンは、トラック運転手の仕事で生計を立てていたが、「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」を鑑賞すると、仕事を辞めて、一度は諦めた映画業界に再び足を踏み入れる。「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」に勇気づけられたと公言するキャメロン監督は、その後「ターミネーター」「タイタニック」といったヒット作を量産。最新の映像技術を駆使した「アバター」シリーズで、映画史の更新に挑み続けている。


【トリビア&裏話7:全米公開から日本上陸まで、1年以上のタイムラグ!】
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スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が全米公開されたのが77年5月25日のこと。一方、日本で公開されたのは、1年以上の歳月が経った78年7月1日だった。「スター・ウォーズ」の新作といえば、日米同時公開がデフォルトとなった現在では、到底考えられないタイムラグである。

日本で「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が大きく注目されるきっかけとなったのが、77年9月に情報誌に掲載された、全米旋風をレポートした記事。翌月には、シドニーでのキャンペーンの帰路、マーク・ハミルが来日を果たしている。同年12月に、日本公開に先んじてサウンドトラック盤のレコードと小説が発売された。

長い時間をかけて、国内での期待と熱気が高まるなか、78年6月にはハミルに加えて、キャリー・フィッシャーハリソン・フォード、製作のゲイリー・カーツが来日し、記者会見に出席している。同月24日の先行公開に続き、ようやく7月1日に全国で「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が上映される運びとなった。


【トリビア&裏話8:全米公開50周年、2027年には米LAで「スター・ウォーズ セレブレーション」開催】
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」の写真
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」の写真

映画界に多大な影響を与え、いまもなお世界中で愛され続ける「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」。全米公開50周年を迎える27年には、ファンの祭典「スター・ウォーズ セレブレーション2027」が米ロサンゼルスで開催されることが決定している。会期は現地時間4月1日~4日。映画のアニバーサリーをお祝いするだけでなく、「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」で電撃発表された最新作「スター・ウォーズ スターファイター(原題)」をはじめ、数々の新作プロジェクトが控えるなかで、どんな発表があるのか、早くも期待が寄せられている。

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