「ミッション:インポッシブル」シリーズ、5月に金曜ロードショーで3週連続放送【最新作「ファイナル・レコニング」5月23日公開】
2025年4月25日 06:00

トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」(5月23日公開)の公開を記念して、同シリーズの第4作「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」、第5作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」、第6作「ミッション:インポッシブル フォールアウト」を本編ノーカットで5月16日から日本テレビ系「金曜ロードショー」で3週連続放送されることが決定した。
伝説のテレビドラマシリーズ「スパイ大作戦」(邦題)を映画化した「ミッション:インポッシブル」シリーズは、1996年公開の第1作からこれまでに7作が製作され、全世界で約41億ドル(約620億)を超える大ヒットを記録。プロデューサーも務めるクルーズの命がけの超危険なアクションシーンも毎回、大きな話題を呼んでいる。
最新作では、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”がタイトルに引き継がれ、前作の最後でスパイ組織・IMFに所属する主人公イーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。
放送スケジュールと作品情報は以下の通り。

5月16日午後9時~11時39分(放送枠45分拡大)
※本編ノーカット

シリーズ第4作。タイトルの“ゴースト・プロトコル”は「存在しないものとしての取り扱う」ことを意味する。ロシアの大統領府のあるクレムリンで爆破事件が発生。イーサン(クルーズ)率いるIMF(Impossible Missions Force=不可能作戦部隊)のチームが事件の容疑者とされた事から、米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令し、IMFを解体してしまう。容疑者の汚名を着せられたハントは真犯人を追求するうちに、背後に隠された巨大な陰謀を知る事になる。
監督は「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」などで知られるブラッド・バードが担当。第3弾「M:i:III」で監督を務めたJ・J・エイブラムスは、共同プロデューサーに回った。脚本はジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが執筆した。

IMFの分析官ウィリアム・ブラント役でジェレミー・レナーが出演し、ベンジー・ダン役でサイモン・ペッグが続投。ヒロインのジェーン・カーター役は、「デジャブ」のポーラ・パットンが務めた。

撮影は、チェコのプラハ、インドのムンバイ、アラブ首長国連邦のドバイなどで行われ、ドバイでは高さ829.8mの世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」でクルーズ本人がスタントなしの圧巻のアクションを披露。命綱だけでビルの壁面を走ったり、部屋からダイブしたり、常識を覆す危険なスタントに自ら挑み、世界中でニュースとして取り上げられた。
イーサン・ハント:トム・クルーズ(森川智之)
ブラント:ジェレミー・レナー(花輪英司)
ベンジー:サイモン・ペッグ(根本泰彦)
ジェーン:ポーラ・パットン(東條加那子)
ヘンドリクス:ミカエル・ニクビスト(仲野裕)
シディロフ:ウラジミール・マシコフ(水内清光)
ハナウェイ:ジョシュ・ホロウェイ(成田剣)
ブリッジ・ナス:アニル・カプール(天田益男)
サビーヌ・モロー:レア・セドゥ(行成とあ)
ウィストロム:サムリ・エデルマン(宮内敦士)
レオニド・ライセンカー:イワン・シュベドフ(大滝寛)
マレク・ステファンスキー:パベル・クリッツ(梅津秀行)
ボクダン:ミラジ・グルビッチ(遠藤純一)
ザ・フォッグ:イリア・ボロック(駒谷昌男)

5月23日午後9時~11時39分(放送枠45分拡大)
※本編ノーカット

シリーズ第5作。“ローグ・ネイション”とは、国際的な行動において他国を尊重しない国、所謂「無法国家」「ならずもの国家」を意味する。謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていたイーサン(クルーズ)は、すでに敵の手に落ちていたIMFのロンドン支部の罠にかかってしまう。さらに、IMFの捜査方針を問題視していたCIA長官により、IMFは解体され、召還の指示に従わないイーサンは、反逆者として国際手配されてしまう。

本作では、冒頭からクルーズによる超危険なスタントが登場。滑走路を走る輸送機を追うイーサンが機体に飛び移り、輸送機はそのまま離陸。本シーンはCGではなく、実際にクルーズ自身が機体にしがみついて高度3000フィート(約900m)の高さまで上昇して撮影されたもの。時速100マイル(約160km/h)でもしっかりと目が開けられる様に、クルーズは特殊なコンタクトレンズを装着して撮影に挑んだが、撮影前日は不安のあまり眠れなかったという。

第2作「M:I-2」以来となるクルーズ自身によるノースタントの超高速バイクアクションも復活。謎の女スパイ・イルサを超高速でチェイスし、標高差300mのアトラス山脈の曲がりくねる山道を猛スピードで駆け抜ける。ヘルメットなしで山道のカーブに車体を傾け、バイク同士で体当たりするなど、迫力のアクションシーンが連続する。
メガホンをとったのは、「アウトロー」でもクルーズとタッグを組んだクリストファー・マッカリー監督。製作には、クルーズ、エイブラムス、ブライアン・バーク、デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャーが名を連ねた。
ベンジー役のペッグとブラント役のレナー、シリーズ皆勤賞のルーサー・スティッケル役のビング・レイムスが続投されたほか、ヒロインのイルサ・ファウスト役でスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが出演した。
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
ストーリー:クリストファー・マッカリー、ドリュー・ピアース
製作:トム・クルーズ、J・J・エイブラムス, ブライアン・バーク、
デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー
イーサン・ハント:トム・クルーズ(森川智之)
ウィリアム・ブラント:ジェレミー・レナー(花輪英司)
ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ(根本泰彦)
イルサ・ファウスト:レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)
ルーサー・スティッケル:ビング・レイムス(手塚秀彰)
ソロモン・レーン:ショーン・ハリス(中尾隆聖)
アトリー:サイモン・マクバーニー(佐々木睦)
ローレン:チャン・チンチュー(御沓優子)
英国首相:トム・ホランダー(山岸治雄)
ヤニク・ヴィンター:イェンス・フルテン(宮内敦士)
アラン・ハンリー:アレック・ボールドウィン(田中正彦)

5月30日午後9時~11時59分(放送枠65分拡大)
※本編ノーカット

“シリーズ最高傑作”との呼び名も高い第6作。盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサンと仲間たち。ところが回収目前で何者かにより奪われてしまう。その裏には、前作で登場した秘密組織「シンジケート」の残党が関与していた。奪われたプルトニウムの行方を追ってイーサンたちは、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器商を営む謎の女に接触。だが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役としてウォーカーというエージェントを送り込んでくる。

本作でもクルーズは規格外の超絶スタントに挑戦。成層圏ギリギリの高度約8000m上空から降下し、地上スレスレで落下傘を開くという“ヘイロージャンプ”(高高度降下低高度開傘)に挑んだ。ヘイロージャンプは特殊部隊などが敵に気づかれない様に目的地に潜入するために導入する超危険なダイビングで、超高高度から飛び降りるため、加速された落下速度は超高速になる。さらに急激な気圧の変化で減圧症や低酸素症を引き起こす危険があり、特別な訓練が必要な難度の高い降下法だが、クルーズたっての希望で撮影に取り入れられた。

さらに、クルーズが危うく失神して墜落しそうになったというヘリコプターからの落下シーンや、足を骨折しても撮影を続けたロンドンでのビルジャンプのシーン、パリの凱旋門の下を猛スピードで疾走するバイクチェイスなど、超絶アクションシーンが盛りだくさんとなっている。

監督・脚本は前作からマッカリーが続投され、製作はクルーズ、マッカリー、ジェイク・マイヤーズ、エイブラムスが担当。レイムス、ペッグ、ファーガソンらに加えて、「ブラック・パンサー」シリーズのアンジェラ・バセットがCIA長官のエリカ・スロー役で登場する。日本語吹き替えでは、CIAエージェントのオーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カビル)役でDAIGO、武器商人のホワイト・ウィドウ(バネッサ・カービー)役で広瀬アリスが参加した。
イーサン・ハント:トム・クルーズ(森川智之)
オーガスト・ウォーカー:ヘンリー・カビル(DAIGO)
ルーサー・スティッケル:ビング・レイムス(手塚秀彰)
ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ(根本泰彦)
イルサ・ファウスト:レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)
ソロモン・レーン:ショーン・ハリス (中尾隆聖)
エリカ・スローン:アンジェラ・バセット(高島雅羅)
ホワイト・ウィドウ:バネッサ・カービー(広瀬アリス)
ジュリア・ミード:ミシェル・モナハン(岡寛恵)
エリック:ウェス・ベントリー(松本忍)
ゾラ:フレデリック・シュミット(遠藤大智)
アラン・ハンリー:アレック・ボールドウィン(田中正彦)
●5月2日 「君たちはどう生きるか」初放送・ノーカット
●5月9日 「紅の豚」ノーカット
●5月16日 「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」本編ノーカット
●5月23日 「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」本編ノーカット
●5月30日 「ミッション:インポッシブル フォールアウト」本編ノーカット
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