ライアン・ゴズリング主演で古典ホラー「狼男」をリメイク
2020年6月2日 11:00

[映画.com ニュース] 米ユニバーサル・ピクチャーズが、ライアン・ゴズリング主演で同スタジオが誇る古典ホラー「狼男」のリブートを企画していることがわかった。米バラエティが独占で報じている。
1941年の「狼男」(ジョージ・ワグナー監督)は、狼に噛まれたことから、満月の夜になると凶暴な狼人間に変身してしまう男の苦悩を描いたモンスターホラーの傑作。2010年には、ベニチオ・デル・トロ&アンソニー・ホプキンス共演によるリメイク「ウルフマン」も製作された。
同紙によれば、今回のリブート版はゴズリング自身による企画で、ユニバーサルは現在、ゴズリングと主演交渉の最終段階に入っているとのこと。また同時に、ヒュー・ジャックマン主演ドラマ「バッド・エデュケーション」を手がけたコリー・フィンリーを含む監督候補者との面談も進めており、近日中に正式決定する見込みだという。
ゴズリングの原案を基に、Netflixの大ヒットドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のローレン・シューカー=ブラムとレベッカ・アンジェロが脚本を執筆。詳細は現時点で不明だが、映画「ナイトクローラー」を彷彿とさせる、現代を舞台にしたサスペンスタッチの超常現象ホラーになる模様だ。
ユニバーサルは以前、往年のモンスター映画の世界観を共有しながら連続リブートする新フランチャイズ「ダーク・ユニバース」を立ち上げたが、第1弾となるはずのトム・クルーズ主演「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」が批評、興行ともに惨敗したため計画が頓挫。結果、フランチャイズ化は中止し、監督の作家性を重視する独立したリブート作品に方向転換することを決定した。
しかし、2月に公開されたリメイク版「透明人間」(リー・ワネル監督/エリザベス・モス主演)が、700万ドル(約7億5000万円)の製作費に対して全米興行収入1億2200万ドル(約131億円)と大ヒットを記録したことを受け、モンスター映画のリブートに向けた動きが再び活発化。「インシディアス」「死霊館」シリーズのジェームズ・ワンを筆頭に、ポール・フェイグ(「SPY スパイ」「ラスト・クリスマス」)、エリザベス・バンクス(「チャーリーズ・エンジェル」「ピッチ・パーフェクト2」)、ジョン・クラシンスキー(「クワイエット・プレイス」)といったフィルムメーカーらが、それぞれお気に入りのモンスター映画をリブート/リメイクすべく、ユニバーサル向けに企画開発を行っている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ