日本版ブラックリスト「Green-light」サービス開始! 製作者会員の所属会社が発表
2020年4月8日 09:00

[映画.com ニュース] 映像化されていない脚本を対象とした評価および映画製作マッチングのプロジェクト「Green-light(グリーンライト)」(https://green-light.tokyo/)が、本日4月8日からサービスを開始。1月下旬から事前登録を受けつけていた製作者会員には、約50人のプロデューサー、監督、俳優が顔をそろえた。
「Green-light」は、脚本家が掲載者として脚本を投稿。製作者(プロデューサー、監督など)が、それらの脚本をファイルとしてダウンロード、閲覧ならびに評価する事ができるWEBサイトだ。製作者は、気になる脚本家がいれば、サイト外で自由にコンタクトが取れる。アメリカでは類似サービスが複数あり、最大手となるのは「JUNO ジュノ」「スラムドッグ$ミリオネア」「英国王のスピーチ」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」などが誕生した「The BLack List(ブラックリスト)」だ。
「Green-light」のビジネスモデルは、「The BLack List」と同様の形となり、閲覧者、掲載者ともに、会員制のサービスとなる。閲覧者は、映画、ドラマの製作実績のあるプロデューサー、監督、俳優、俳優マネジメント、出資者を対象とした承認制となり、無料で利用することが可能。掲載者は月額会費制となり、誰でも自由に掲載ができる。脚本家(掲載者)向けの費用は、3本までの脚本公開ができるスタンダードプランが月額1980円(税込み)、6本までの脚本公開ができるプレミアムプランが月額2980円(税込み)となる。
製作者会員には、イニット・インクの川田亮プロデューサー(「苦役列車」「サイレント・トーキョー」)、テレビ東京の倉地雄大プロデューサー(ドラマ「死役所」「Aではない君と」)、マウンテンゲート・プロダクションの戸山剛プロデューサー(「淵に立つ」、ドラマ「本気のしるし」)が参加。「『売れている原作』でもなく、『名前のある監督』でもなく、『有名なキャスト』でもなく、『力のある出資者』でもない、ある一つの『オリジナル脚本』から始まる企画が次々と生まれると、必ずや世界が変わっていく気がします」(川田氏)、「(新しい脚本を読む時は)まだ見ぬ楽しみがギュッと詰まっていて、いつも“期待”と“高揚感”に満ちています。Green-lightさんのサービスでそんな素敵なワクワクと新たに出逢えること、今からとても楽しみです!」(倉地氏)、「待ち望んでいました! 日本映画の可能性を大きく広げるサービスです」(戸山氏)と語っている。
また、東京テアトルの西ヶ谷寿一プロデューサー(「南極料理人」「ディストラクション・ベイビーズ」)、ジャングルトラムの宮崎大プロデューサー(「セトウツミ」「風の電話」)は、「映画は生もので、いろんな事情によって生まれる生まれないがある。企画時に実現されなくとも、時を経て、それでも魅力を放つ脚本が新たな力で生まれるチャンスがあるのは大賛成です」(西ヶ谷氏)、「凝り固まったように思える日本の商業映画の作劇と価値観を一新するような出会いを期待しています」(宮崎氏)と話す。そして監督のヤング・ポール(「ゴーストマスター」)は「オモシロ脚本が集まりオモシロ映画が作られオモシロ映画が見られる、そんな世界。Green-lightさんのサービスが、ホントは存在すべきそんな理想郷を生み出すんじゃないかと密かに熱く期待しています…!」とコメントを寄せている。
なお「Green-light」製作者会員の所属会社は、以下の通り(事前登録者内の一部・50音順)。
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