南極料理人

劇場公開日:

南極料理人

解説

南極観測隊員の西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を、「クライマーズ・ハイ」の堺雅人を主演に映画化。極寒の南極ドームふじ基地にやってきた8人の観測隊員の1人、西村の仕事は隊員の毎日の食事を作ること。約1年半、遠く離れた日本に家族を残し、隊員たちは悪戦苦闘しながらも次第に絆を深めていく。共演に生瀬勝久、きたろう、高良健吾ら個性派が揃う。

2009年製作/125分/日本
配給:東京テアトル

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映画レビュー

4.5個性派キャストのアンサンブルを味わう逸品

2020年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

久しぶりに再見。沖田修一監督作はお気に入りが多いが、2009年公開の本作は「キツツキと雨」「横道世之介」と並ぶ私的ベスト3だ。南極観測隊員を演じる面々には、映画初主演を果たす前の高良健吾を筆頭に、古舘寛治や黒田大輔らこの10年で格が上がった俳優も多く、今観ると贅沢な顔ぶれだとの思いを一層強くする。

原作のエッセイ本の題は「面白南極料理人」だが、映画化で“面白”を外したのは正解。観たらすぐ分かるように、堺雅人が演じる料理人の西村が面白いわけではなく、観測基地で個性的な隊員たちと過ごす日常や巻き起こるハプニングが、穏やかな笑いや大爆笑をもたらすのだ。さらに言えば、南極の中でも隔絶された高所にある基地でのさまざまな不便、家族と長期間会えない寂しさなども丁寧に描かれ、ユーモアとペーソスの配分もばっちり。沖田シェフが素材を活かして絶妙に味付けした逸品料理と相成った。

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高森 郁哉

3.5逃げ場はねぇ。自分が強くなるしかねぇんだょ。

2022年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

内容は、南極大陸の中央に位置する極寒の基地で共同生活をする8人の群像劇。調理担当の西村を中心とする視点で描きながらも其々の人間関係や内面と厳しい自然条件下で生活する事の協調性や嫌悪感を笑い沢山で描きながら各人の幸せのあり方を模索する物語。印象に残った言葉は、『胃にもたれる(泣)』で主人公の西本が日本の家族に言った言葉を思い出して大号泣しながら唐揚げを食べる時には目頭熱くなりました。印象に残った場面は、最後の場面で食べるタレで汚れてしまったテリヤキバーガーを食べた時に、自分が南極大陸に居たことを思い出し胃にもたれる様な食べ物を幸せと感じ自分の幸せのあり方に思い馳せる場面。南極に行き胃が鍛えられ美味しく食べれる様になった所が上手いなぁと感じました。日常生活に流されて身近過ぎて愛情の無い様な振る舞いをみせる家族関係の中が、実は深い愛情で繋がってる様子は、大好きだから言わないし表現しない日本人的価値観を絶妙に表現した様に感じます。何でもない様な事が幸せであるとの意味合いの伝え方や群像劇で其々の思惑のすれ違いや共同生活の擦り合わせに笑う要素が多すぎて観ていて気持ちの落ち着く所がありませんでした。群像劇を描くのが上手い監督だなぁと感心しました。それでいてそれぞれの心の機微の間の表現や観ていて胸の詰まるシーンと笑いのリズムが非常に心地良かった様に思います。閉鎖空間での笑いや怒り軋轢や齟齬や希望と絶望など巧みに折り合わさり見応えありました。個人的には漫画のろくでなしブルースやゴリラーマンがあったのが自分もよく読んだので1997年の親近感がもてました。

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コバヤシマル

5.0西村君、私もお腹が空いたよ。

2022年10月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

~さよなら興行~「テアトル梅田を彩った映画たち」にてリバイバル上映。

めっちゃ大好きです。もう何回観たことか。良い意味で深く考えたりせずぼーっと観られます。この安心感はダントツです。
南極大陸。コンビニも隣人もなんならウイルスさえ存在しない極寒のドームふじ基地。ここで1年半を共にする8人の観測隊員。

観測や研究に明け暮れるおっさん達の変わらぬ日常。その健康と心と体を支える美味しそうなお料理の数々。いつの間にかこちらまでお腹が空いてきます。そしてこの8人のバランスの良さと配役が秀逸過ぎる。初めは互いにぎこちなかったメンバーがいつの間にか寮母と寮生のような関係になっているこの空気感がなんとも愛おしいです。

南極はどこの国にも属さない唯一の大陸です。そこにはここでしかできない仕事があり、ここでしか知ることのできない歴史に触れることができます。そこには見た目とは裏腹に相当プロフェッショナルなおっさん達と、寒さを吹き飛ばす温かいお料理があります。

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はるたろう

5.013年も前の作品だけど高評価。

2022年9月26日
PCから投稿

今年284本目(合計559本目/今月(2022年9月度)27本目)。

テアトル梅田さんが閉館されるということで、過去のヒット作を一挙に公開するという趣旨で選択しました。

13年も前の作品なので、現在(2022年)と比べると技術など多少当時の技術なのかな…と思える点もあります。

ただ、南極(北極よりも厳しいとされる)という特異な場所で生活する人たち、またそこでふるまわれる料理を描いた、というのは、現在(2022年)においても余り例がなく(どちらかはそこそこ存在する)、この13年前も前にそのような映画があったこと自体が驚きでした。

他の方も感想は書かれていますし、アマゾンプライム会員だと無料や300円程度でレンタルでみることができるようなので、ネタバレは回避します(といってもこの映画にネタバレという概念はないと思いますが)。

さすがに古い作品なので、現在(2022年)からするとやや日本語が微妙な部分があったり(この映画は日本映画ですが、日本語のチェックが今ほど厳格でなかったのか、ら抜き表現などがみられる)はしますが、理解に妨げはないのでフルスコアにしています。

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yukispica
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