【国内映画ランキング】「アラジン」V3、2位「ザ・ファブル」も好スタート
2019年6月24日 19:00

[映画.com ニュース] 6月22日~23日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。好調のウォルト・ディズニー「アラジン」が3週連続で首位をキープ。週末2日間で動員69万1000人、興収9億9600万円をあげ、公開17日間で累計動員は385万6800人、興収は55億1530万円を突破した。興収50億円突破に要した日数は、2014年に公開され、最終興収入255億円を記録した「アナと雪の女王」と並ぶ速さとなっている。
新作では「ザ・ファブル」が2位スタート。同作は、17年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化したもの。21日から全国328スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万8525人、興収3億1010万5600円を稼ぎ出した。これは昨年12月に公開された岡田主演作「来る」の興収比226.4%の成績。10~40代と幅広い層が来場し、カップルの姿も目立った。公開3日間では動員29万6492人、興収3億9661万4500円を記録し、最終興収25億円以上が見込める好調な出足となった。
「X-MEN:ダーク・フェニックス」は3位に初登場。マーベルコミック原作の大ヒット作「X-MEN」シリーズの最新作で、原作コミックでも重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サーガ」を映画化した。21日より全国661スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万5000人、興収1億3200万円をあげた。この出足は16年8月に公開された「X-MEN:アポカリプス」の興収比86.2%。まずは興収10億円が当面の目標となりそうだ。
新作では他に「きみと、波にのれたら」が9位にランクイン。「夜明け告げるルーのうた」「夜は短し歩けよ乙女」で高い評価を受けた湯浅政明監督が、海辺の町を舞台に繰り広げられる青春ラブストーリーを描いたオリジナルの長編アニメーション映画。人気ブログを坂口健太郎と吉田鋼太郎の主演で映画化した「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は12位発進となっている。
なお、4位「メン・イン・ブラック インターナショナル」は間もなく累計動員が50万人、興収は7億円に達する。5位「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は動員169万人、興収24億円、6位「コンフィデンスマンJP」は動員205万人、興収26億円を突破した。
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