フランス映画祭2019が横浜で開幕 アラン・ドロンからサプライズメッセージ届く
2019年6月20日 21:30
[映画.com ニュース]今年で27回目を迎える「フランス映画祭 2019 横浜」のオープニングセレモニーが6月20日、横浜のみなとみらいホールで開催され、フェスティバルミューズを務める中谷美紀、ローラン・ピック駐日フランス大使、林文子横浜市長、日産自動車の川口均氏らとフランスから総勢22人の豪華ゲストが来場。仏俳優アラン・ドロンからサプライズで届いたビデオメッセージが上映された。
セレモニーは、日本最古の学生ビッグバンドサークル、慶応義塾大学ライト・ミュージック・ソサイェティによるフランシス・レイの「男と女」のテーマの演奏で幕を開け、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
「太陽がいっぱい」「サムライ」など数々の名作に出演し、今年の第72回カンヌ国際映画祭で映画史への功績を称える名誉パルムドールを受賞したアラン・ドロン。「親愛なる日本の皆さん、このたび映画祭に参加することはできませんが、素晴らしい映画祭になることを祈っています。フランスと日本の末永い友好関係、万歳! ありがとう」と日本のファンへメッセージを送り、会場を沸かせた。
「フランス映画は青春の象徴だった」と話す中谷は、「私たちの日常は何か起こるかわからない不確かのもので、今も貧困、飢餓、疾病、災害が世界の人々を苦しめています。ここにいる皆明日をも知れぬ身。フランス映画がそんな日常の一縷(いちる)の望み、日常を照らす光であり続けることを祈っています」と挨拶し、開会を宣言した。
特別協賛の日産の川口副社長は、同社と横浜、フランス・ルノー社とのパートナシップを紹介し、「私の青春の思い出の映画はハリウッド映画ではなく、フランス映画でした。『太陽がいっぱい』『男と女』『冒険者たち(1967)』『個人教授』『昼顔(1967)』……そして、フランス映画は素晴らしい音楽が一緒になっている。印象派の絵画を見ているような感覚が私の心の中の思い出です」とフランス映画への思いを語った。
今年は、横浜開港160周年、フランス映画を世界に紹介するユニフランス設立70周年、横浜とリヨンの姉妹都市締結60周年という記念すべき年。団長は「男と女」で知られるクロード・ルルーシュ監督で、最新作「男と女III 人生最良の日々(仮)」を携え、21日の上映後のイベントに登壇する。そのほか、オープニング作品で、フランスで観客動員数400万人を突破「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」のジル・ルルーシュ監督、第31回東京国際映画祭で東京グランプリ&最優秀脚本賞をダブル受賞した「アマンダと僕」のミカエル・アース監督と主演のバンサン・ラコストら多くの映画人が来場しフランス映画ファンを喜ばせた。
今年のラインアップは、人間ドラマ、ホラー、アニメなど、短編作を含むバラエティ豊かな16作品。上映後には、監督、俳優陣によるティーチンやマスタークラスが開催される。「フランス映画祭 2019 横浜」(http://unifrance.jp/festival/2019/)は、横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらいほかで、6月23日まで開催。チケットは発売中。
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