【全米映画ランキング】キアヌ主演「ジョン・ウィック パラベラム」がシリーズ初の首位デビュー
2019年5月21日 20:00

[映画.com ニュース] 5月末のメモリアルデイの連休に向け、3本の新作がリリースされた先週末の全米ボックスオフィスは、キアヌ・リーブス主演の人気アクションシリーズ第3弾「ジョン・ウィック パラベラム」が予想を大きく上回る約5700万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は「ジョン・ウィック」(2014)、「ジョン・ウィック チャプター2」(2017)に続く凄腕殺し屋の壮絶な戦いを描いたシリーズ第3作。今回は暗殺者らの組合の掟を破ってしまったジョン(キアヌ・リーブス)が、世界中の暗殺者から命を狙われることになる。レビューは上々で、OP興収も最高の約5700万ドルを記録し(1作目は約1440万ドル、2作目は約3040万ドル)、初の首位デビューを飾った。キアヌの主演作としても2008年12月公開の「地球が静止する日」以来の約11年ぶりの首位デビューとなった。共演はハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ランス・レディック、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェリカ・ヒューストン。監督はシリーズ第1作、第2作に引き続きチャド・スタエルスキ。シリーズ初の興収1億ドル超えは確実で、最終興収1億5000万ドル超も狙える好スタートを切った。
2位は公開4週目にしてついに王座を明け渡した「アベンジャーズ エンドゲーム」。北米での累計は約7億7100万ドルで「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の約9億3666万ドルに次ぐ2位。全世界での累計は約26億1690万ドルで「アバター」の約27億8800万ドルに次ぐ2位。北米での最終興収の更新はかなり厳しくなってきたが、世界興収ではまだチャンスがありそうだ。
約800万ドルのOP興収で4位デビューとなったのは、2017年公開の「僕のワンダフル・ライフ」の続編「僕のワンダフル・ジャーニー」。50年で3度生まれ変わり、最愛の飼い主との再会を果たした犬のベイリーのさらなる生まれ変わりの旅路が描かれる。出演はデニス・クエイド、マージ・ヘルゲンバーガー。前作のラッセ・ハルストレムからメガホンを引き継いだのはTVシリーズ「モダン・ファミリー」などを手がけたゲイル・マンキューソ。
その他8位にはニコラ・ユーン原作のヤングアダルト小説を映画化した「The Sun Is Also a Star」がランクインした。
メモリアル・デイの連休を迎える今週末は、ディズニーの名作アニメをウィル・スミス主演で実写化した「アラジン」(ガイ・リッチー監督)に、女優オリビア・ワイルドの監督デビュー作「Booksmart」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン製作のホラー「Brightburn」などが公開となる。
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