小栗旬、満を持してハリウッド進出!初陣は「ゴジラVSコング」
2018年11月12日 05:00

[映画.com ニュース] 日本映画界を代表する人気俳優の小栗旬が、映画の本場ハリウッドに進出することが明らかになった。出演するのは、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが製作する「ゴジラVSコング(仮)」(原題は「GODZILLA VS. KONG」)で、重要な役どころに挑むことになるという。
「クローズZERO」「宇宙兄弟」「ルパン三世」「追憶」「銀魂」など、日本映画界を牽引し続けてきた小栗が、満を持してハリウッドに乗り込む。それも、日本が誇る“怪獣王”の最新作が初陣となる。「ハリウッド映画に出演する事には、もちろん憧れがありました。それだけにそのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした」と胸中を明かす小栗。メガホンをとるアダム・ウィンガード監督や製作サイドの今作にかける情熱に触れることで、「そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました。我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたいと思います」と並々ならぬ意欲をみなぎらせている。
2014年に世界的な大ヒットを飾ったワーナー&レジェンダリー版「ゴジラ」。渡辺謙が出演する「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が19年5月31日に世界同時公開されることが発表されたばかりで、同タイミングで発表された日本版予告編が大きな話題を呼んでいる。小栗が出演する「ゴジラVSコング」は、米版「ゴジラ」と「キングコング 髑髏島の巨神」がクロスオーバーする「モンスターバース」シリーズの集大成的な位置づけの作品だ。

プロデューサーを務めるアレックス・ガルシア氏は、「レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している。彼がモンスターバースシリーズの『ゴジラVSコング』に加わってくれることに非常に興奮している」と起用理由を語っている。
11月にクランクインし、米ハワイやオーストラリアなどで撮影する今作には、アレクサンダー・スカルスガルド(「ターザン REBORN」)、ミリー・ボビー・ブラウン(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」)、レベッカ・ホール(「アイアンマン3」)、ブライアン・タイリー・ヘンリー、エイザ・ゴンザレス(「ベイビー・ドライバー」)、ジュリアン・デニソン(「デッドプール2」)、ジェシカ・ヘンウィック(「アイアン・フィスト」)、カイル・チャンドラー(「マンチェスター・バイ・ザ・シー」)、デミアン・ビチル(「ヘイトフル・エイト」)ら個性あふれる演技派が結集する。なお、オールアップは19年3月を予定している。
「ゴジラVSコング(仮)」は、全米で2020年5月22日に公開予定、日本では20年に全国で公開。
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