トロント映画祭、観客賞は「グリーン・ブック」
2018年9月18日 19:10

[映画.com ニュース]アカデミー賞、賞レースを占う上で重要とされるトロント国際映画祭で、最高賞にあたる観客賞をピーター・ファレリー監督のアメリカ映画「グリーン・ブック(原題)」が受賞した。
「グリーン・ブック」は1960年代を舞台に、黒人ピアニスト(マハーシャラ・アリ)と、彼の運転手となった白人の用心棒(ビゴ・モーテンセン)が、人種差別の色濃く残るアメリカ南部をめぐるロードムービー。監督は「ジム・キャリーはMr.ダマー」や「メリーに首ったけ」などのコメディ映画を手がけてきた兄弟監督コンビの兄、ピーター・ファレリーで、得意のコメディセンスを生かしつつも、感動作に仕上げているとの評判。「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の最新作「ファースト・マン」や、レディー・ガガ初主演映画「アリー スター誕生」など注目作がひしめくなかでのサプライズ受賞となった。
トロント国際映画祭の最高賞にあたる観客賞を受賞した作品は、その後のアカデミー賞の有力候補となることで知られ、これまでに「炎のランナー」(1981)、「アメリカン・ビューティー」(1999)、「スラムドッグ$ミリオネア」(2008)、「英国王のスピーチ」(2010)、「それでも夜は明ける」(2013)の5作品がアカデミー賞作品賞を受賞。また、「世界にひとつのプレイブック」(2012)、「ルーム」(2015)、「ラ・ラ・ランド」(2016)、「スリー・ビルボード」(2017)などの作品賞ノミネートを獲得していることから、「グリーン・ブック」が有力候補として今年のアカデミー賞レースを牽引していくことになりそうだ。
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