吉沢亮、沢尻エリカ主演「猫は抱くもの」で“美形猫”に!峯田和伸&コムアイも出演
2018年1月26日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の沢尻エリカが「ヘルタースケルター」以来6年ぶりに主演を務める映画「猫は抱くもの」に吉沢亮、ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のコムアイが出演していることがわかった。
大山淳子氏の同名小説(キノブックス刊)を、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」を手がけた犬童一心監督のメガホン、「オーバー・フェンス」の高田亮による脚本で映画化。33歳の沙織(沢尻)は、かつてアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、歌手としては芽が出ず、全てに嫌気が差して都会から逃げてきた。彼女にとって、唯一心を許せる存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫・良男だけ。沙織から正直な気持ちを語りかけられていた良男は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人しての役目を果たそうとするが、次第に“2人だけ”の日常に変化が訪れる。
本作は「人の世界」と「猫の世界」、そして「1人の女性の内面の世界」を縦横に交錯させるという大胆な演出手法をとっており、劇中には実際の猫に加えて、擬人化された猫たちが多数登場する。吉沢は沙織の恋人だと思い込むロシアンブルーのオス猫・良男、映画初出演となったコムアイは良男の良き相棒となる猫・キイロに挑戦。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に続き、同局の2019年大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」への出演も決定した峯田が、画家のゴッホこと後藤保(ごとう・たもつ)を演じる。
岡崎京子の原作漫画を実写化する「リバーズ・エッジ」(2月16日公開)、桜井日奈子とダブル主演を務める「ママレード・ボーイ」といった話題作への参加が相次ぐ吉沢は「監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢尻さんと、いつかお仕事をしたいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした」と充実の面持ち。「猫だけど自分を信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織の事が好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました」と撮影を振り返っている。
「猫の映画と聞いて、猫と遊べる!と思って受けたのに、自分が猫の役だったので、実際に猫と戯れるシーンがなかったのは、落とし穴でした」と愛嬌たっぷりに語るコムアイは、自身が演じるキイロについて「人間のもとで飼われたり、野良として過ごしたり、流れに任せながらも自分で決めているキャラクター」と説明。共演した吉沢を「鋼鉄の男!」と評すと「芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした。いつも引っ張っていただいて、感謝しています」と謝意を示している。
キイロをこよなく愛し、沙織の気になる存在として登場するたもつ役の峯田は「オファーを頂いた時に胸が熱くなりました。犬童監督の演出は細やかで、こちら側に寄りそって意見を言ってくださって、とても心強かったです」と胸中を吐露。「主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当の猫みたいでした」とコメントを寄せている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス