メゾン・ド・ヒミコ

劇場公開日:

解説

「ジョゼと虎と魚たち」の監督・犬童一心と脚本・渡辺あやのコンビ作第2弾。ゲイの父親が家を出て、母は病死し、ひとりで暮らす沙織。彼女のもとに、ある日、父親の恋人である青年が訪ねてくる。青年は沙織に彼女の父親は癌で死期が近いことを告げ、父親が経営するゲイのための老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコで働かないかと誘う。最初は借金返済のために手伝いを始めた沙織だったが……。人気俳優オダギリジョーと柴咲コウが初共演。

2005年製作/131分/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2005年8月27日

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(C)2005 「メゾン・ド・ヒミコ」製作委員会

映画レビュー

1.5性をゆがめて描くことで、芸術性を高めているのか

2024年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

嫌いな作風です。

こんな、共感を否定するような映画、見る気にもなれないのですが、たまたまTVつけっぱなしでやっていたので、見てしまいました。

「このバスに乗ったら思っているところにたどり着けない」感じていた不安が的中しました。

ただ、柴咲コウと、オダギリジョーの芝居のうまさにはあらためて見とれてしまいました。

それと、時々はさみ込まれる音楽やニュース映像などの作りこみが、ムダにちから入っていて、リアルでした。その分本編でがんばれよ。30秒程度のCMなんかが得意なんでしょうね。この監督さんって。

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うそつきかもめ

3.5理想の世界

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

幸せ

あの!美人の代名詞のような柴崎コウが不細工な役という画期的な配役。
かも。
正直今まで彼女を侮っておりましたが見る目を改めました。
意外と良かったです。

映画はひとことでいうなら頑なな娘がゲイのみなさんとのふれあいで心を開いて
父との雪解けに向かう話。
いいお話です。

ひねくれ者なので、ちょっとキレイにまとまりすぎてる気もしました。
♪人は~悲しみが~多い~ほど~♪
そういう目線から人々を描いてあるように思います。

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こまめぞう

3.5【世界に名だたる田中泯さんが、前作までの孤高の剣士役から気品あるゲイを見事に演じた作品。今作は、猥雑感が全くない劇場公開レベルの邦画のLBGTQの先端を突破した記念碑的作品である。】

2023年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

知的

幸せ

■ある事情で借金を抱える沙織(柴咲コウ)の元に、幼い頃に自分と母親を捨てていった父親(卑弥呼)の恋人という美青年(オダギリジョー)が現れる。
 その青年・春彦から父親が末期がんで余命幾ばくもないと聞いた沙織は、父親が創設したというゲイのための老人ホームの仕事を嫌々ながらも手伝い始める。

◆感想

・今作は、家庭を捨てゲイの道に入った卑弥呼を演じる田中泯さんの気品ある姿に尽きる作品である。

・若きオダギリジョーさんや柴咲コウも熱演であるが、田中泯さんの存在感には圧倒されている。
ー 故に、憎んでいた父が主である”メゾン・ド・ヒミコ”で働き始める沙織の姿にリアリティ感があるのである。

・髪の長い細川専務を演じた西島秀俊さんの姿も、今にしてみると何だか可笑しい。

<若き、柴咲コウが仏頂面のヒロインを演じ、オダギリジョーが彼女の父親である卑弥呼の恋人でゲイの青年を演じているが、今作は、猥雑感が全くない劇場公開レベルの邦画のLBGTQの先端を突破した記念碑的作品である。>

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NOBU

3.0まぁ

2020年11月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純に美化してない感じがするのは良い。

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バル
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