「東京コミコン2017」開幕! 竹内涼真、スタン・リーとの再会に「光栄です」
2017年12月1日 18:00
[映画.com ニュース] ポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2017」(略称:東京コミコン2017)が12月1日、千葉・幕張メッセで開幕し、名誉親善大使に任命されたアメコミ界の巨匠スタン・リー氏や、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏、竹内涼真ら多数のゲストが駆けつけた。
本イベントは、ウォズニアック氏とリー氏が立ち上げた「シリコンバレーコミコン」の姉妹イベントとして、2016年に日本初上陸。昨年よりもスペースを大幅に拡大し、ライトセーバー・バトルが楽しめるARゲーム「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」の体験ブースや、「スーパーマンIII 電子の要塞」の主演・クリストファー・リーブが着用したボディスーツ、「スターシップ・トゥルーパーズ」に登場する宇宙戦闘艦「ロジャー・ヤング エスケープシャトル」、「ラストサムライ」で使用された刀や「ジュラシック・パーク」のヘルメットといった貴重なアイテムが並んでいる。さらに、故マイケル・ジャクソンさんが95年のインタビュー時に身につけた衣装も展示。会場中央に設置された「エイリアン2」のエイリアンクイーンの巨大な立像が入場者を出迎え、日本からは「鋼の錬金術師」「BLEACH」(18年夏公開)、実写映画「銀魂」の撮影で使用された劇中衣装がお披露目されていた。
き乃はち氏による尺八演奏からスタートしたオープニングステージ。リー氏が拳を突き上げて登場すると、会場は拍手喝さい。開口一番「アイラブトーキョー!」と声を張り上げると「(『東京コミコン』は)世界のコミコンのなかでも本当に素晴らしいもののひとつ。皆様を歓迎したいと思います!」とニッコリ。昨年に引き続き、名誉親善大使として「東京コミコン」に参加を果たした竹内は「スーパースターである方々の横に並ばさせていただき、本当に光栄です」と謝意を示した後、客席に向かって「皆さん、アメコミ盛り上げませんか?」と熱い言葉を投げかけていた。
「日本と東京というのは、私自身のクリエイティブな生活において、大きな部分を占めている」と語ったウォズニアック氏は「新しいアイデアを思いつくために、クリエイティブな人間の周りにいることが大好きなんです。この場に参加する人々は、私のようなタイプの人間だと思っています」と分析した。そして「ここに参加できたことに対して喜びを感じているだけでなく、日米の偉大な文化が共有されている光景を見れて大変嬉しいです。各ブースのアートワークなどから、インスピレーションを受けてほしい」と話していた。
この日は、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のエオメル役で知られるカール・アーバン 、ドラマ「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」のネイサン・フィリオン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのヨンドゥ役を務めたマイケル・ルーカー、「スーサイド・スクワッド」の福原かれん、「東京コミコン」実行委員会の山東昭子参議院議員と胸組光明氏も出席。登壇者全員で鏡開きを行った後、女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」のパフォーマンスも披露された。
「東京コミコン2017」は、千葉県・幕張メッセで12月3日まで開催される。