エイリアン2
劇場公開日:1986年8月30日
解説
大ヒットSFスリラー「エイリアン」のシリーズ第2作。「ターミネーター」のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、エイリアンの大群と海兵隊の死闘を緊張感たっぷりに描く。宇宙貨物船ノストロモ号での惨劇から57年後。唯一の生存者である航海士リプリーが、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙を漂っているところを発見された。目を覚ました彼女は、かつて自分たちがエイリアンと遭遇した星が現在は植民惑星となっていることを知り、がく然とする。リプリーがエイリアンの危険性を訴える中、植民惑星との通信が突如として途絶えてしまう。原因調査を依頼されたリプリーは、海兵隊とともに現地へ向かうが……。第1作に続いてシガニー・ウィーバーが主人公リプリーを演じ、「ターミネーター」のマイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセンが共演。
1986年製作/136分/アメリカ
原題:Aliens
配給:20世紀フォックス映画
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2023年5月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
展開は王道!だが恐ろしく、かつ熱い!
終盤のクイーンとの心理(?)戦はさりげない場面だがエイリアンの頭脳と感情が垣間見える良いシーン。
結局燃やすけどね!爆発させるならあそこで何もせず逃げてもよかったのでは?とも思うが、それをしてしまうとラストバトルにつながらないから必然性はあったんだ!
1で悪いアンドロイドを見せておいて2では良い奴だったが、そのまま帰してはくれるわけもない。もう一戦やろうじゃないかというところもまさに王道!ラストクイーンとのバトルは誰しもが一度は目にしたことのあるはず。SF映画史に燦然と輝く。
この作品は史上最高の続編の一つ‼️SFホラーの名作だった前作から一転、SFバトルアクションへシフトチェンジし、観る者全てを興奮の渦に巻き込む大傑作をモノにしたジェームズキャメロン監督の演出は素晴らしいの一言‼️「アバター」シリーズなど足元にも及ばないキャメロン監督の最高傑作です‼️そしてこの作品を語る上で欠かせないのが完全版の存在です‼️いくつかのシーンやエピソードが加わっているのですが、重要なのがリプリーと娘のシークエンス‼️このシークエンスが加わった事でリプリーのニュートに対する想いに説得力が加わり、ラストのパワーローダーでのエイリアンクイーンとの戦いも胸に迫るモノが違ってきます。母性対母性‼️凄いです‼️それだけにヒックス伍長だけでなく、ニュートまでも殺してしまった3作目は許せません‼️
今観ても迫真の闘い。リプリーが全力で女のコを守る姿に胸アツ!テンポよく場面展開していくのでゾクゾクします。キャラが立ってるので思わず画面に話しかけてしまったりします。古さを感じさせないハラハラ感で一気に観れます。
ネタバレ! クリックして本文を読む
女性が主役のアクション映画が増えてきた昨今、未だにこの映画を超えるものは見たことがない。
蚊みたいな手足をした女がわざわざ倒れてくれる屈強な男達相手に適当に殺陣をして調子に乗る、そんな映画に今いちピンと来ない(ジーナカラーノやロンダラウジーは別として)。
本作のリプリーは過去のトラウマから鬱々としているものの少女出会う事で覚醒、もともと不本意で巻き込まれる形だったエイリアンクイーン(こちらもまた母である)率いる怪物軍団とのコズミックバトルに自ら挑む事になる。
赤の他人である少女のためさながら母のように戦いを挑むリプリーの女性像はなんと説得力のある事か。また、同じく母であるエイリアンクイーンとのラストバトルでは女対女のガチンコの対決が描かれおり、殺陣自体は時代を感じるものの妙な迫力と凄みを感じ、今だに見応えがある。
私は別に子供を産んでいる女性は素晴らしいとかそういう古臭く息が詰まる話をしたいのではない。
誰かや何かを慈しむ、その力を私は女性性として捉えており、その力は女性男性問わずあらゆる人間に存在しているはずである。その割合は違えど。だってそういう思いやる力がないと社会成り立ってないだろ?現在がどうであれ。
その力を力強く描き切ったとして本作を評価したい。