エイリアン ディレクターズ・カット 劇場公開日:2013年6月7日
解説 1979年のリドリー・スコット監督による傑作SF「エイリアン」に約6分の未公開場面を追加し、細かな再編集も施したディレクターズ・カット版。2003年に製作・公開(日本での劇場公開は04年1月~「製作25周年エイリアン・フェスティバル」と題してシリーズ4作が上映)。13年、「エイリアン2 完全版」とあわせてデジタルリマスター上映。地球への帰路についていた宇宙船ノストロモ号は、ある惑星で異星人の宇宙船を発見し、調査する。しかし、そこで見つけた巨大な卵から飛び出した謎の生物に乗組員のひとりが寄生されてしまう。やがてその生物は成長して異形の怪物となり、宇宙船内で乗組員をひとりまたひとりと抹殺。ただひとり生き残った女性航海士のリプリーは、決死の覚悟で怪物に挑む。
1979年製作/116分/アメリカ 原題:Alien: The Director's Cut 配給:ハリウッド・クラシックス 日本初公開:2004年1月31日
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2023年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。 エイリアン2はなんとなく見た記憶があるのですが、エイリアンシリーズ第1作目の本作はこれまで見たことがありませんでした。 序盤の探索シーンはなんとなく冗長さを感じたりもしましたが、逆に言えば目覚めてから終盤までのストーリーが淡々と描かれているようにも感じました。ことの起こりもそれほど短縮せずに映像化されており、エイリアンにがっつり襲われ始めるのが割と時間が経ってからなので、後半のスピード感は凄いですね。最終的に2時間弱という長さを感じませんでした。 爆破装置をセットしてからエイリアンに遭遇したシーンの危機感やリプリーの絶望感の演出もとても良かったです。 ストーリー自体も特に無理を感じませんし、エイリアンを船内に侵入させるきっかけとなったアッシュ関連の話も、綺麗に昇華されているように思います。 シンプルなんですがとてもハラハラドキドキで面白かったです。
2023年1月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、VOD
通常版に未公開シーンを入れ、足し引きして、コッチの方が1分短いんですよね… どのシーンが追加されたのかは書きませんが、通常版の方がベストかと… 好みでしょうが…
2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
この類の映画はとても怖そうで見たことがなかったが、初めて女性がヒーローになった映画ということで、VODで見てみた。 やはり怖かった(笑)。 停電や密閉空間という状況設定はもちろん、明滅する映像と音響(特に心音)の仕掛けが恐怖を増し増しにしていた。 シガニー・ウィーバーさん演じる臨時船長の言う通り、マニュアル通り、にしてればこんなことにはならなかったのに!とずっとブツブツ言いながら見ていたが(笑)、おっと、そんなことになっていたとは!という設定もあり、楽しめた。この件は、現実にありそうな気がしてそこも地味に怖い。 初めて登場した女性ヒーローは、ジョーンズを気にかける時以外はとてつもなく冷静で孤独でタフだった。
2020年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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最近youtube で「エイリアンエイリアン」を聴く事にハマっているので久しぶりに本家「エイリアン」を観賞しました。うん、いつ観ても面白い‼️この作品を公開当時に何も知らず映画館で観てたらメチャクチャ面白かっただろうなっと当時の人が羨ましくなります。 ホントに見所が多くって油断できないんですよね。それでも個人的に突出していると思うのはH・R・ギーガーのデザインではないでしょうか?だいたいエイリアンの口の中に口があるデザインを考えつくって事自体がスゴい。頭おかしい。変態だ。 こちらはギーガーではないのですが、宇宙船ノストモロ号のデザインも武骨でカッコいいです。最近のスマートな宇宙船と違いゴツゴツして、やたら突起物が多い。よく観るとこの宇宙船メチャメチャでかいんですね。それに対してクルーが7人って少なすぎ‼️そして、何の為かわからない装置がいっぱいある。いやー、SFだなぁ。 今ではシガニー・ウィーバーが当然のように主人公ですけど、本作を初めて観たら誰が主役かわからずドキドキしますよね。特にリプリーは最初職務に忠実な嫌なヤツ感ありますし。終盤爆弾をセットする時に自分で「7分後に集合」って言っておきながら、その後に猫を探し始めるリプリーにはオイッ!って思いました。しかも、その猫をエイリアンの前に放置するし。酷いなぁ。 最初にフェイス・ハガーされるケインはジョン・ハートだったんですね。先日観た「エレファント・マン」の中の人だ!そのケインが危ない時に1人シャトルでドラッグきめてるダラス船長。実はダメな人っぽさが示唆されています。アンドロイドのイアン・ホルムは「ロード・オブ・ザ・リングス」のビルボやん!等々発見があります。 観賞後Wikipediaさんを観てて驚いたのは本作はリドリー・スコットの企画ではなかったんですね。リドリーはあくまでも雇われて監督をしたって事にビックリでした。ずっとリドリーが最初っから作り上げたと思ってて。意外だったなぁ。それでもリドリーは歴史に残る名作を何本も監督したスゴい人物には間違いないですけどね。 そもそも「AILEN」は外国人、外から来た人って意味で宇宙人を意味する事はなかったみたいです。ほら、stingも「English man in NY」でも普通に「I'm an ailen」って歌ってますよね。でも、今ではエイリアンといえば宇宙人の意味。そういった所でも本当に世界を変えたSFホラーの金字塔。古いからって敬遠せずに観なきゃ損ですよね!