エイリアン ディレクターズ・カットのレビュー・感想・評価
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単純にハラハラドキドキで面白い
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
エイリアン2はなんとなく見た記憶があるのですが、エイリアンシリーズ第1作目の本作はこれまで見たことがありませんでした。
序盤の探索シーンはなんとなく冗長さを感じたりもしましたが、逆に言えば目覚めてから終盤までのストーリーが淡々と描かれているようにも感じました。ことの起こりもそれほど短縮せずに映像化されており、エイリアンにがっつり襲われ始めるのが割と時間が経ってからなので、後半のスピード感は凄いですね。最終的に2時間弱という長さを感じませんでした。
爆破装置をセットしてからエイリアンに遭遇したシーンの危機感やリプリーの絶望感の演出もとても良かったです。
ストーリー自体も特に無理を感じませんし、エイリアンを船内に侵入させるきっかけとなったアッシュ関連の話も、綺麗に昇華されているように思います。
シンプルなんですがとてもハラハラドキドキで面白かったです。
怖い仕掛けが満載
この類の映画はとても怖そうで見たことがなかったが、初めて女性がヒーローになった映画ということで、VODで見てみた。
やはり怖かった(笑)。
停電や密閉空間という状況設定はもちろん、明滅する映像と音響(特に心音)の仕掛けが恐怖を増し増しにしていた。
シガニー・ウィーバーさん演じる臨時船長の言う通り、マニュアル通り、にしてればこんなことにはならなかったのに!とずっとブツブツ言いながら見ていたが(笑)、おっと、そんなことになっていたとは!という設定もあり、楽しめた。この件は、現実にありそうな気がしてそこも地味に怖い。
初めて登場した女性ヒーローは、ジョーンズを気にかける時以外はとてつもなく冷静で孤独でタフだった。
The perfect organism. メッチャ恐い‼️
最近youtube で「エイリアンエイリアン」を聴く事にハマっているので久しぶりに本家「エイリアン」を観賞しました。うん、いつ観ても面白い‼️この作品を公開当時に何も知らず映画館で観てたらメチャクチャ面白かっただろうなっと当時の人が羨ましくなります。
ホントに見所が多くって油断できないんですよね。それでも個人的に突出していると思うのはH・R・ギーガーのデザインではないでしょうか?だいたいエイリアンの口の中に口があるデザインを考えつくって事自体がスゴい。頭おかしい。変態だ。
こちらはギーガーではないのですが、宇宙船ノストモロ号のデザインも武骨でカッコいいです。最近のスマートな宇宙船と違いゴツゴツして、やたら突起物が多い。よく観るとこの宇宙船メチャメチャでかいんですね。それに対してクルーが7人って少なすぎ‼️そして、何の為かわからない装置がいっぱいある。いやー、SFだなぁ。
今ではシガニー・ウィーバーが当然のように主人公ですけど、本作を初めて観たら誰が主役かわからずドキドキしますよね。特にリプリーは最初職務に忠実な嫌なヤツ感ありますし。終盤爆弾をセットする時に自分で「7分後に集合」って言っておきながら、その後に猫を探し始めるリプリーにはオイッ!って思いました。しかも、その猫をエイリアンの前に放置するし。酷いなぁ。
最初にフェイス・ハガーされるケインはジョン・ハートだったんですね。先日観た「エレファント・マン」の中の人だ!そのケインが危ない時に1人シャトルでドラッグきめてるダラス船長。実はダメな人っぽさが示唆されています。アンドロイドのイアン・ホルムは「ロード・オブ・ザ・リングス」のビルボやん!等々発見があります。
観賞後Wikipediaさんを観てて驚いたのは本作はリドリー・スコットの企画ではなかったんですね。リドリーはあくまでも雇われて監督をしたって事にビックリでした。ずっとリドリーが最初っから作り上げたと思ってて。意外だったなぁ。それでもリドリーは歴史に残る名作を何本も監督したスゴい人物には間違いないですけどね。
そもそも「AILEN」は外国人、外から来た人って意味で宇宙人を意味する事はなかったみたいです。ほら、stingも「English man in NY」でも普通に「I'm an ailen」って歌ってますよね。でも、今ではエイリアンといえば宇宙人の意味。そういった所でも本当に世界を変えたSFホラーの金字塔。古いからって敬遠せずに観なきゃ損ですよね!
猫のジョーンズ
ハリー・ディーンが猫を追っ掛けるだけで、無駄死にしてしまう呆気なさ。
そんな猫のジョーンズの行く末が気になってしまう後半戦でもある!?
初めて"エイリアン"を観たのでオリジナルとの違いを比べる事も出来ずに、宇宙パニック物の原点であるのは頷ける内容にリドリー・スコットの凄さを再認識した。
誰が主人公な訳でもなく、主軸になるエイリアンの姿も限りなく見せる事はせず、船内のヴィジュアルなどのディテールが斬新で、見えない恐怖を引き立たせている。
一見、娯楽大作のイメージから観る人を選ぶダークな雰囲気一直線な本作が傑作であるのは間違いない。
未公開シーンの追加は大正解!
SFホラーのエポックメイキング的作品『エイリアン』を、リドリー・スコット監督自らが再編集したディレクターズ・カット版。
『エイリアン』のブルーレイをレンタルしたところ、劇場公開版とディレクターズ・カット版が両方とも収録されていたので、劇場公開版を鑑賞後直ぐに本バージョンも観てみました。
未公開シーンを6分程追加しているにも拘らず、ランタイムはオリジナルより1分短いということで、結構編集し直されているはずなんですが、『エイリアン』素人の私には正直どこが変わっているのかよくわかりませんでした。
ただ、なんとなく本バージョンの方が纏まりが良く、見易くなっているような気がします。
追加された劇場未公開シーンには、何点か気づきました。
その中でも、ブレットがやられた直後にリプリーとパーカーが駆け付けるシーンと、繭にされたブレットとダラス船長をリプリーが発見するシーンは追加されていて正解だと思います。
というより、かなり重要なシーンだったので何故カットされていたのか、これがわからない…
劇場公開版とディレクターズ・カット版、どちらかを選べと言われればディレクターズ・カット版を選びます。
完全版といっても差し支えのない、出来の良い再編集版だと思います!
一層洗練された恐怖
エイリアン・シリーズ第1作のD.C.版。
Ultra HD Blu-rayで鑑賞(吹替)。
SFホラーの金字塔と讃えられる作品にに新たな編集が施され、約6分の未公開シーンを追加して製作されたバージョン。
これが真の「エイリアン」の姿なのか、と…。リドリー・スコット監督が本当に描きたかった恐怖を堪能しました。
ディレクターズ・カット版なのにオリジナル版よりも上映時間が短くなっている希有なパターン。より洗練されていて、個人的にはこちらの方が好きだなと思いました。
エイリアンの生態の一部が描かれていたり、乗組員たちのドラマが掘り下げられていたりして、オリジナル版との微かな違いを比較するのがマニア心を擽られました。
※修正(2023/01/27)
おうち-124
とりあえず美人と行動を共にすること。
好きな作品から監督を絞っていくと、私はもしかしたらジェームズ・キャメロンが一番好きかもしれないと思いました。
そして彼の作品をたどると、「エイリアン2」が。
え、リドスコ爺さんの独占販売じゃないのか、しかも3はデヴィッド・フィンチャー🤯なんという顔触れ。
この頃からほとんどプロット変わらないけど、それでいいんです。
おちゃらけキャラとその相棒必ずいるし、
ちょうどよく切れる通信回線、
登場人物を一通り見れば、その人の運命がなんとなくわかるのもお決まり。上級者ともなれば、脱落順も予想できるはず。
お約束の単独行動、からのアレ。
やっぱり美人と行動を共にするのが一番長生きできる(反面、大抵イケメンの運命は決まっている)。
初代はそんなにアクションではなかったのですね。
ディレクターズカット・カット版なので、映像はすごくきれいですし、少しエイリアンの動きがきかんしゃトーマスちっくなとこもあるけど、古さはそこまで感じない。
金字塔と言われる所以もわかる。だってもうこのプロットじゃなきゃ♡
やっぱり宇宙旅行は私はまだいいです。世界で十分すぎます。
何度も観たい名作
個人的には世間一般で知られている傑作、「スター・ウォーズ」よりも気に入っている。本格的なSFホラーの元祖だと私は思っているが、この背筋が寒くなる描写の数々は何度観ても怖い。1979年の映画のため非常に古臭いが。
しかし、その古い感じがより恐怖を煽っているように私は感じている。現代の最新技術でしか味わうことのできない恐怖も当然あるが、こういう手の作品は旧作でしか味わうことのできないこの怖さがぴったりだと思う。古臭いという表現をしたが、ちゃちいと言っている訳ではない。その証拠に宇宙貨物船ノストロモ号の内部の作り込みをみて欲しい。細かな計器類から睡眠ポッドまで、今でも十分に通用するだろう。本作を最新技術でリメイクしても恐らく恐怖と感動は旧作を越えることは不可能だろうと思う。
映像キレイ
コヴェナントを見る前の復習で、ディレクターズカットを見た。正直、公開版との違いはわからなかったが、さすがにBDで観る映像はキレイ。そして、現在と照らし合わせると、感染症に対してはありえない対応(私は感染症対策の医師)。死ぬほど観た映画なので、感想はツッこみどころのみ。サーセン。
シリーズ最恐
2017年の今観ても古さをまったく感じさせない面白さ。「2」以降では人間がエイリアンに対して闘いを挑むことが既定路線になっているが,1作目ではひたすら逃げるのみ。彼我の戦闘能力の差を考えれば,これが正解だろう。だからこそ圧倒的なリアリティがあるし,描かれる恐怖に共感できるのだと思う。エイリアンを含め,宇宙船や世界観など作品全体のデザインが1979年時点でこのレベルで完成されていることも驚きだ。『エイリアン』がなければ,その後のSF作品のデザインはまったく異なるものになっていただろう。基本的に2017年の今になっても変わらないところがその凄さを物語っている。
マクガフィン沢山。
じんのさんの脚本講座の題材だったため、鑑賞。
人間ドラマばかりの昨今の映画社会にヒントを投げかけていた。人物像をほとんど描くことなく(描いたら誰が主人公で、誰が生き残るかわかってしまう笑)物語を進め、見終わったあとにはジェットコースターのような満足感を得られる。マクガフィンの連続で、飽きがあまりこない。
ただ殺すのではなく、水浴びなどをして人間の「生」を意識させてから殺す、食事中に腹からエイリアンがでてくるなど、不快感を観客に与えるシナリオの工夫がされていた。
空間を三次元的に使うことによって、観客に空間を認識させやすくする工夫が、エイリアンの体液が強酸だと分かるシーンにされていた。
怖い
劇場版ではカットされていたシーンが追加されたり、逆に公開されたシーンがカットされたりしています。
一番の売は昔から話題に成っていたエイリアンの巣のシーン。そのカットシーンだけを特典映像か何かで観た事は有ったのですが、遂に本編に組み込んだ形で観る事ができたのは単純に嬉しかったです。
ただ劇場版を何度も観ている為か時間制限の有る宇宙船脱出の中でテンポが悪く浮いたシーンに成っています。
SF映画の金字塔
劇場公開版も楽しいですが、やはりディレクターズ・カット版の方が倍楽しめます。
劇場公開版よりは本編が1分短くなりますが、新たな発見もあり、見応え十分。
現在は映像技術も向上し、それらを使って「トランスフォーマー」など凄まじい映像の作品が数多く製作されています。
もちろん、映像技術では現在の映画にはかないませんが、独特の恐怖感や閉塞感など、発想やストーリー展開は決して劣っていません!
未だに本作(シリーズ含む)を越えたエイリアン映画はありません。
SF映画が好きと言う人は本作を観ておかなくてはならないと思います。
SFが新鮮だ。
1979年の映画にして、リアルかつ迫力ありすぎ。いかに今のCGが偽物でCGに頼りすぎなのが分かる。やはりCGじゃなく人間の器用と知恵で作った映画は比べ物にならないくらい頭の中に残る。マッドマックスや初期のスーパーマンやロボコップなど。当時の映画の時代に生きてきて良かったと思う。
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