ディズニー「アラジン」も実写化!監督候補はガイ・リッチー
2016年10月11日 12:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが名作アニメーション「アラジン」(1992)を実写映画化する企画で、「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「コードネームU.N.C.L.E.」のガイ・リッチーが監督する交渉を進めていることがわかった。
実写版は、「チャーリーとチョコレート工場」や「ビッグ・フィッシュ」のジョン・オーガストが脚本を執筆。米ハリウッド・レポーター誌では、オリジナル版の楽曲を使用すると報じている。「シャーロック・ホームズ」シリーズのプロデューサー、ダン・リンが製作、ジョナサン・アイリッヒ(Netflix版「デスノート」)が製作総指揮を務める。
ジョン・マスカー監督のオリジナル版は、「アラビアン・ナイト」の物語をもとに、不思議なランプを手に入れた貧しい青年アラジンが、王女ジャスミンを助けるために冒険に挑む姿を描いた。1992年の北米年間興行収入第1位に輝き、日本では翌93年に公開され、配給収入25億円、「ジュラシック・パーク」「ボディガード(1992)」に次ぐ大ヒットを記録。アカデミー賞では作曲賞(アラン・メンケン)、主題歌賞(「A WHOLE NEW WORLD 」)を受賞し、故ロビン・ウィリアムズさんが声優を務めたランプの魔人ジーニーも大好評を博した。
近年、ディズニーは自社アニメの実写化プロジェクトを推進しており、エマ・ワトソン主演の「美女と野獣(仮題)」が17年4月に全国公開、「ムーラン」が18年11月2日に全米公開予定。そのほかにも、「ライオン・キング」や「リトル・マーメイド」「クルエラ(Cruella)」の企画開発も進めている。
リッチー監督がアーサー王伝説を題材にした新作アクション「キング・アーサー レジェンド・オブ・ザ・ソード(原題)」は17年3月24日全米公開。
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