デスノート
劇場公開日 2006年6月17日
解説
「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」。死神が落とした“死のノート=デスノート”を拾ったのは、誰にも負けない頭脳を誇るエリート大学生・夜神月。彼は、理想の世界を築くため、自らの手で世界中の犯罪者を裁き始める。「週刊少年ジャンプ」での連載開始と同時に、圧倒的な人気を巻き起こしたカリスマ・コミックの実写版。主人公に藤原竜也、彼と対峙する名探偵Lに松山ケンイチと、若手演技派らが登場し壮絶な頭脳戦を繰り広げる。
2006年製作/126分/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2022年2月12日
Androidアプリから投稿
原作に負けないくらいに良かった。俳優陣が優秀だね。
2021年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館
司法試験合格と警察官僚が直結させてしまう学生の短絡ぶりは気持ち悪いな~などと思いつつも、FBIがアメリカ本土以外に捜査権あるわけないだろ!と突っ込む前に「日本に死神なんかいないよ!」と気づかなかった自分が愚かでした。夜神部長が警察庁所属というのもちょっと理解に苦しんでましたが、Lと直接対峙するとき「警視庁の・・・」と挨拶していた矛盾も。
まぁ、原作も何も知らないで観たため、何を訴えたい映画なのだろうといった気持ちだったわけですが、冒頭からキラの殺人行為に「大量殺人だ」と躍起になっている警察の姿が目立ってしまい、キラを神のように讃える人たちの姿が見えないのが不思議でしょうがなかったです。正義を気取る夜神の心理状態だって見えてこないし、被害者家族の悲しみもない。その被害者家族を代理して犯罪者を殺したくなる気持ちもわかるけど、冤罪だった場合にどうするか、犯人がわからなかったらどうなるのか、現代的テーマを多く孕んだまま「ライトvs.L」の騙しあいという構図に収束させる展開にして、問題を丸投げする手法でした。
元々は正義感の強い主人公が、死神のノートを拾ったために悪人どもを成敗していくうちに自分が殺したいと思った罪のない人間を次々に殺していってしまうという狂気をテーマにしたいのだろうと思ったのですが、その狂気へと変貌を遂げる過程が薄かったのではないでしょうか。それが、狂気を感じるほど不気味な演技はむしろ“L”のほうであるため、対決のバランスだけは取れてるものの、とまどってしまいます。また、彼の甘いものへの嗜好とかドーナツの串刺しとか、場内では失笑が起こってましたが、後半になると笑い声があちこちから・・・まさか、ポテトチップス対ドーナッツという構図もあったのか?!しかし、後編も観ちゃいそうですねぇ。予想としては、ミサミサが別のノートを拾ったことからキラと対決するんでしょうけど、偽名合戦にならないことを願っております。
名前がわからなければ殺されないので、この映画を観て怖くなった犯罪者たちが名前を変えるために役所に殺到する光景が目に浮かびます。んなわけないか・・・
【2006年6月ブログ記事】
【映画館以来、久しぶりにwowowで鑑賞(21.8)】
顔沼、井馬泉、渋谷丸などなど犯罪者の名前がめったにないような苗字だったことや、キラを神のように讃えるネット民たちの存在。面白い社会現象は揃っていたし、Lとの対決だけを楽しみして見るとなかなか面白い。ただし、レイとの対決が複雑だったことや、逆にその恋人との対決の裏側が単純すぎた・・・
映画ブログをやっているとき、ミチさんという親切な方から映画館経由で原作本を借りたことを思い出しました。その節はありがとうございました。
2021年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「るろうに剣心 京都大火編」を見て、改めて藤原竜也という俳優の凄さに気づかせられたので、15年ほど前の作品だが「デスノート」を鑑賞することに。当時はまだ23歳の藤原竜也。伝説のはじまりって訳です。
お、おっとー??
あんま覚えてないけどデスノートってこんなんだっけ?こんな雑な作品だったっけ?ちょっとガッカリなんですけど。
ずば抜けた頭脳を持つエリート大学生の夜神月(藤原竜也)は、ある日人の顔を思い浮かべながら名前を書くと、その書いた人物が死んでしまうというデスノートを拾い、リューク(中村獅童)という死神に出会う。
とりあえず、目的だった藤原竜也は最高でした。
伊藤カイジといい志々雄真実といい、強烈な漫画キャラを見事に演じている。本当に素晴らしい!!
正義から悪へと変身する姿は恐ろしく悪魔的。毎度毎度思うことだが、この夜神月というキャラは藤原竜也にしか出来なかったであろう。適役すぎ!
それに加え、当時にしてはリュークのCGがなかなか良かったなと感じた。声優を中村獅童がやっていることもあり、顔も声も全てが怖く近づきたくない死神を再現していた。リンゴを食べる姿は可愛らしく、なかなか笑えて良さは引き出せているんじゃないかと思う。
後半になると面白くなるが、それ以上に前半が本当に面白くない。まじで酷すぎる。どうしてこうなった?
前半のヒドイところは、藤原竜也以外の役者が棒読み、意味不明なところで意味不明な音楽、求めてないイチャイチャシーン、雑すぎる編集、何故か先走る一つ一つのラストシーン、胡散臭くて安っぽい映像...などなど。本当に酷い出来だった。
後半の展開も知っちゃってるので驚きがなく、テンポは良くなったもののやっぱり薄っぺらくて見応えなし。伏線というか丸出ししてるんですよ。面白さ剥ぎ取られているわ、この映画。
藤原竜也とリュークはいいものの、ストーリーががばがばで腑に落ちずしっくり来ない。どうしてだよぉぉお!!!
ミサミサが最高に可愛かったです!
観るのはテレビのロードショーを含めて2回目
数年後にまた観たくなるやつです
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