Death Note デスノート
解説
大場つぐみ(原作)×小畑健(作画)による日本の人気漫画「デスノート」のNetflixによる実写映画化。Netflixで2017年8月25日から配信。
2017年製作/100分/アメリカ
原題:Death Note
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監督は原作リスペクトで作ったと言っているがそんなものの片鱗さえ微塵も感じない作り。
映画が始まって早い段階で無駄なグロシーン、ただのファイナルデスティネーション。
主人公は夜神月では無く白人のライトターナーなので一部のファンから「ホワイトウォッシュだ!」などと炎上。
そして主人公が兎に角頭悪い。
初めてリュークを見た時のパニックっぷりはただのコント。
挙げ句の果てにはデスノートに「ワタリ」と書くとフルネームでは無いのにワタリが死ぬ。
そして終盤、Lが拳銃片手に ライトを猛ダッシュで追いかけながら拳銃バンバン撃ちまくるという珍シーン。
頭脳戦はほぼ皆無。
実写版ドラゴンボールに耐性あった方は大丈夫かと。
アリータみたいに本当の意味で原作リスペクトで作ってくれる監督もいればこういう監督もいるんだなっていう対比がとても分かりやすくなる映画でした。
ちなみに一点だけ凄く良かったのは、リュークの英語吹き替えがウィレム・デフォーだという事。
これだけはナイスチョイス。
個人的にですが原作関係無くひどい映画でした。
2020年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
原作知ってたり日本版知ってると
どうしても比べちゃうから
やっぱ天才と天才のバチバチを
期待しちゃうし、
結果違うと不満が生まれる。
エルは黒人だからなのもあって
アグレッシブに見えた。
キラは普通すぎるな?!って思ったけど
ラストにかけて
どんどん進んでくのは良かった。
私も原作大好きだったから
評価低い意味はわかるけど
海外版は海外版で面白かった。
2020年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館
当作品が好きで原作を始め、ドラマ、スピンオフ、舞台などもチェックしている者です。
ネガティブな発信は好きではありませんが、あまりにも酷かった…
ノートとリューク、ライトとLの名前くらいしか同じでない別物で
タイトルすら変更して欲しい程の駄作。監督は続編はあると
インタビューでありましたが、日本で、いや世界中の原作ファンから
抗議デモが起きてもおかしくないんではないでしょうか?
デスノートは各国で社会問題を引き起こした程の凄い作品です。
公開直後と、数年後に2度鑑賞しましたが、評価は同じです。
ヒロインのマーガレット・クアリーさんはアンディ・マクダウェルさんの娘で
若いのに母親ゆずりの演技力もあり、とてもキュートですが…
こんな無駄遣いがあっていいのでしょうかw
見るのは時間のムダかな…気に入ってる人には申し訳ないですが
どれだけ酷いか確かめたい人は、おススメしませんが、どうぞご自由にw
2019年8月22日
Androidアプリから投稿
漫画は「イニシャルD」しかきちんと読んだことがなかった私ですらハマった「デスノート」。日本の実写版でもなかなか原作に沿った展開であり、ヒットもした。
そしてネットフリックス配信で公開されたのが、ハリウッドリメイク版である本作だ。監督は「サプライズ」などのアダム・ウィンガード。
強面のリューク見たさで観賞したが、確かに、リュークの死神感は半端ない。フルCGになると雰囲気抜群なのはやはりハリウッド製だからだろう。私が熱い原作ファンではないからなのか、なかなか楽しめる作品ではあった。本当にアメリカでリメイクしましたよ感が凄まじいが、アメリカ人の解釈でテンポ良く描かれる。
原作では心臓マヒで絶命するケースがほとんどだが、ユーモア溢れるアメリカ人はどうやらお汁を好むようだ。前半から頭部切断、頭部破裂、などなどスプラッタ描写満載で描く。流石ハリウッドだ。
それにアダム・ウィンガード監督らしい演出やカメラワーク、音楽などで楽しませてくれる。ところが、本作の要はキラである主人公、月(ライト)と変わり者の天才、L(エル)の頭脳戦だ。それが一番の見所なのだが、ライトは普通過ぎる高校生。Lも捜査網は凄いが、とくに天才的能力を見せることの無い風変わりな探偵。
…この条件下で激しい頭脳戦は全く期待できないが、製作サイドもそれは視野に入れていなかった様だ。原作の展開を踏まえつつ、オリジナルのストーリーを築いている。これはこれでありだが、Lが暴走する辺りも正直見たくなかった。
大風呂敷を広げて公開する作品では無いため、日本ではそれほどの注目度は無いかもしれないが、もし公開されていたら不満続出だったかも知れない。
そのようなところもザ・ハリウッドであり、ひっそりと配信されている作品だからこそ、成り立つのだろう思う。