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常盤貴子×池松壮亮×東陽一監督「だれかの木琴」9月公開決定&ポスター披露

2016年5月2日 12:00

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私の心にその指が、触れた
私の心にその指が、触れた
(C)2016「だれかの木琴」製作委員会

[映画.com ニュース] 常盤貴子池松壮亮が初共演を果たした東陽一監督作「だれかの木琴」が9月10日から公開されることになり、あわせてポスタービジュアルと劇中カットがお披露目された。ビジュアルは、美容師の海斗(池松)が主婦・小夜子(常盤)の髪と心に触れた瞬間と、小夜子がモラルのボーダーラインを越えようとする踏切前のカットを配置。美しさとサスペンス色が全面に押し出された仕上がりとなった。

もう頬づえはつかない」(1979)、「絵の中のぼくの村」(1996)、「わたしのグランパ」(2003) などを手がけ、独ベルリン国際映画祭の銀熊賞をはじめ多くの映画賞に輝いた名匠・東監督が、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化。平凡な主婦・小夜子が、美容師・海斗から届いた営業メールをきっかけに、どうしようもなく心が囚われストーカーへと変ぼうしていくさまをスリリングに描いた。

常盤が小夜子の抱える孤独、葛藤、飢餓感を、リアルな狂気とにおい立つようなエロスをもって演じきった。そして「デスノート Light up the NEW world」「永い言い訳」「セトウツミ」「海よりもまだ深く」など、出演作の公開を数多く控える池松が海斗役を務め、ほか勝村政信が小夜子の夫役、佐津川愛美が海斗の恋人役で出演している。

夫、娘とともに郊外へ転居した小夜子は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗と名乗った若い美容師から、その日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変。海斗へのストーカー行為が始まり、行動がエスカレートするにつれ、小夜子は輝きを増し美しくなっていく。「だれかの木琴」は、9月10日から東京・有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国で公開。

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