【全米映画ランキング】サマーシーズン開幕。「アメイジング・スパイダーマン2」が首位デビュー
2014年5月8日 09:45
[映画.com ニュース]5月に入り、サマーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。今年のスターターは8年連続のマーベル作品となる「アメイジング・スパイダーマン2」。オープニング興収約9160万ドルを稼ぎ、順当に首位デビューを果たした。
同作は、サム・ライミ監督&トビー・マグワイア主演の大ヒットシリーズ「スパイダーマン」(2002、04、07)を、12年にマーク・ウェブ監督&アンドリュー・ガーフィールド主演でリブートした「アメイジング・スパイダーマン」の第2弾。高校卒業を迎え、人生の岐路に立ったピーター・パーカー/スパイダーマン(ガーフィールド)とその恋人グウェンに、些細なことからスパイダーマンに怨みを抱いた電気技師のエレクトロとピーターの旧友でオズコープCEOの御曹司ハリーが襲いかかる。レビューは賛否が半々だったが、前作のオープニング興収約6200万ドルを3000万ドル近く上回る好スタートを切った。北米以外では4月末に先行公開されており、約2億7500万ドル以上の興収を記録。全世界興収は約3億7000万ドルとなっている。
共演は、ヒロインのグウェンにエマ・ストーン、敵役にジェイミー・フォックス(エレクトロ)、デイン・デハーン(ハリー)、ポール・ジアマッティ(ライノ)。その他、サリー・フィールド、クリス・クーパーらが脇を固めている。2億ドル以上のグロス(最終興収)はほぼ確定だが、前作のグロス約2億6200万ドルを超えるかどうかは、2週目以降の成績にかかっている。
07年の「スパイダーマン3」以降、サマーシーズンのスターターは「アイアンマン」(08)、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(09)、「アイアンマン2」(10)、「マイティ・ソー」(11)、「アベンジャーズ」(12)、「アイアンマン3」(13)、そして今年の「アメイジング・スパイダーマン2」と8年連続してマーベル作品で固められており、来年も「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(原題)」(15年5月1日公開)に決定済み。現在のハリウッドにおいて、マーベル・スタジオは圧倒的な存在感を示している。今夏も「アメイジング・スパイダーマン2」を皮切りに、メモリアル・デイ(5月23日)に「X-MEN:フューチャー&パスト」、8月1日に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と計3本のマーベル超大作が公開されることになっている。
2位は前週首位だったキャメロン・ディアス主演の「The Other Woman」。累計興収は公開10日で約4770万ドル。最終興収は7500~8000万ドルあたりになりそう。3位はグレッグ・キニア主演の宗教映画「Heaven Is for Real」、4位には公開1カ月で累計興収約2億3700万ドルの大ヒットを記録しているマーベル超大作「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」が入った。
サマーシーズン2週目の今週末は、セス・ローゲン&ザック・エフロン競演のコメディ「Neighbors」に、サラ・ドリュー主演のコメディ「Moms' Night Out」、そして「オズの魔法使い」の著者ライマン・フランク・ボーム氏の孫ロジャー・S・ボーム氏原作の児童小説を3Dアニメ化したミュージカル「Legends of Oz: Dorothy's Return」が拡大公開となる。
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