【全米映画ランキング】ディズニーアニメ「シュガー・ラッシュ」首位 「フライト」は2位
2012年11月7日 10:00

[映画.com ニュース] ホリデーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。3本の新作がランクインした先週末は、ディズニーの新作アニメ「シュガー・ラッシュ」が約4900万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、「ボルト」(08)、「塔の上のラプンツェル」(11)に続く、ジョン・ラセター統括下のディズニー・アニメーション第3弾。とあるゲームセンターにあるコンピュータゲームのなかで悪役を演じているラルフが、厄介者扱いされる現状を受け入れられずに、他のゲームに進入し自らをヒーローと周囲に認めて貰おうと奮闘する冒険物語。人気テレビアニメ「ザ・シンプソンズ」を手がけてきたリッチ・ムーアが監督した。ピクサー作品以外では、ディズニーアニメ最高のオープニング興収を記録。批評家からも高い評価を受けており、幸先のいいスタートとなった。声の出演はジョン・C・ライリー、サラ・シルバーマン、デニス・ヘイスバート。
約1800サイトでの公開ながら、オープニング興収約2490万ドルの好成績を叩きだしたデンゼル・ワシントン主演、ロバート・ゼメキス監督のアカデミー賞受賞コンビによる人間ドラマ「フライト」は2位デビュー。30000フィート上空で起きたエンジントラブルからとっさの判断で不時着に成功し、多くの命を救ったウィテカー機長(ワシントン)は一夜にして国民的英雄となる。だが、彼の血液からアルコールが検出され、事態は一転、犯罪者扱いされることになる……。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」の巨匠ゼメキスが、「キャスト・アウェイ」以来、実に10年ぶりに実写映画にカムバックを果たした作品とあって、映画界から大きな注目を集めていた本作だが、期待に違わぬ出来でアカデミー賞レースに名乗りを上げた。主演デンゼル・ワシントンの演技も方々で絶賛されており、こちらも3度目のオスカーに期待がかかる。共演にドン・チードル、ブルース・グリーンウッド、メリッサ・レオ、ジョン・グッドマン。
3位は「アルゴ」。24日間の累計興収は約7500万ドル。2位の「フライト」「アルゴ」そしてクリント・イーストウッドの「人生の特等席」と今秋3本の出演作で高い評価を受けたジョン・グッドマンは、上記3本いずれかの作品でオスカー助演男優賞のノミネートを受けそう。
そして、約710万ドルのオープニング興収で4位デビューとなってしまったのは、ヒップホップ・ユニット「ウータン・クラン」のリーダーRZA(レザ) の長編初監督作「The Man with the Iron Fists」。これまでに「スリーデイズ」、「アメリカン・ギャングスター」で共演してきたラッセル・クロウを主演に据え、クエンティン・タランティーノ製作総指揮のもと、カンフーアクション映画に挑んだが、華々しいデビューは飾れなかった。共同脚本にイーライ・ロス。出演はRZAにルーシー・リュー、リック・ユーン、ジェイミー・チョン、パム・グリア。
今週末は、すでにヨーロッパで公開され、記録的大ヒットとなっている007シリーズの最新作「007 スカイフォール」が公開となる。
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