【全米映画ランキング】 「アベンジャーズ」V3 「バトルシップ」2位、「ディクテーター」3位
2012年5月22日 21:00

[映画.com ニュース] 3週目に入った2012年のサマーシーズン。先週末は、大ヒットばく進中の「アベンジャーズ」が約5500万ドルの興収で3本の新作を退け、V3を果たした。
「アベンジャーズ」の17日間の累計興収は約4億5700万ドル。全米歴代では「シュレック2」(2004年/最終興収約4億4100万ドル)を抜いて、歴代6位となり、5位の「スター・ウォーズ」(1977、97年/約4億6000万ドル)、4位の「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(1999、2012年/約4億7400万ドル)を抜くのは時間の問題となっている。
全世界興収でも「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(2003年/約11億1990万ドル)や「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」(2011年/約11億2300万ドル)を抜き去り、歴代4位に浮上。いまの勢いからすると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年/約13億2800万ドル)を抜いて、歴代3位に入る可能性がかなり高くなってきた。
前週の「ダーク・シャドウ」に引き続き、「アベンジャーズ」の猛烈な勢いに押されて首位デビューを飾れなかったのが、すでに日本で公開中のユニバーサル映画100周年記念超大作「バトルシップ」。製作費2億ドル強でオープニング興収約2500万ドルという苦しいスタートとなってしまった。出演は「ジョン・カーター」の主演も務めたテイラー・キッチュに、浅野忠信、リアーナ、リーアム・ニーソン。監督は「キングダム 見えざる敵」「ハンコック」のピーター・バーグ。
約1700万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」「ブルーノ」のコメディスター、サシャ・バロン・コーエンの最新主演作「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」。世界一危険な国の独裁者が国連の会議に出席するためにニューヨークへやってくるが迷子になってしまい、アメリカで珍道中を繰り広げるという内容。コーエンの出世作「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」のオープニング興収が全米837スクリーンで約2650万ドルだったことを考えると、今回は3008スクリーンで約1700万ドルの成績で、ややインパクトの弱いスタートとなってしまった。
4位は先週末、日本でも公開された「ダーク・シャドウ」。日本での見事なスタートダッシュとは逆で、全米では10日間の累計が約5000万ドルと低空飛行気味。最終興収は7500万ドルあたりか。
その他5位には、キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス、エリザベス・バンクス、アナ・ケンドリック、ブルックリン・デッカーら豪華女優陣が妊婦に扮した群像コメディドラマ「What to Expect When You're Expecting」がランクイン。共演にクリス・ロック、デニス・クエイドほか。メガホンをとったのは「ウェイクアップ! ネッド」「みんな元気(2009)」のイギリス人監督カーク・ジョーンズ。
メモリアル・デイ(戦没将兵追悼記念日)を迎える今週末は、トミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミス主演の大ヒットシリーズ第3弾「メン・イン・ブラック3」に、「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリがチェルノブイリ原発を舞台に製作したホラー「Chernobyl Diaries」が公開となる。

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