ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

劇場公開日:

解説

英国人コメディアン、サシャ・バロン・コーエン主演による社会風刺コメディ。英米両国で放映されたTV番組「Da Ali G Show」内の人気キャラクターのひとつ、ボラット(カザフスタンのTVリポーター)が、米大陸横断を敢行し、行く先々で文化的な衝突を繰り返す。監督は「ボブ・ディランの頭のなか」のラリー・チャールズ。06年度ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞を受賞した。

2006年製作/84分/R15+/アメリカ
原題または英題:Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2007年5月26日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) サシャ・バロン・コーエン

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

4.5フェイクドキュメンタリーの傑作。ただただ爆笑

2020年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画を見て、ハラハラドキドキすると言えば、アクション映画で主人公がタイトロープを渡るようなシーンなどで感じるのが普通ですが、この映画は、「主人公が何かやらかすんじゃないか、善良な市民を怒らせるんじゃないか」という、違った種類のハラハラドキドキの連続。何しろフェイクドキュメンタリーなわけで、最初っから最後まで大嘘をつきっ放しの映画。手法としても、倫理的にも、ギリギリのエリアを突き進む感じが痛快です。

カザフスタンをおちょくり、アメリカ人をおちょくり、ユダヤ人をもおちょくり(主演のサシャ・バロン・コーエン自身がユダヤ人なのでできる芸当)、観客を爆笑させるスーパークレイジーな映画。初めて見た14年前も爆笑したけど、2020年の続編登場のときにもう一度見てまた爆笑。凄い1作です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
駒井尚文|映画.com編集長

3.0モキュメンタリーという手法の作品。

2023年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ドキュメンタリーのようなタッチで描くフィクションの作品のこと。

男尊女卑が強く残るカザフスタン人がアメリカに行ってパメラという女性に出あうのを目的にニューヨーク→カリフォルニアまで旅をするという、ブラックコメディ。

下品だとは聞いてたけど、確かに!
シュールな笑いもあれば、単純に笑えるのもあり、欧米のお笑いという感じ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
キッスィ

5.0前提知らなくても相当おかしい

2022年7月17日
PCから投稿

かなりクレージーな映画です。ここまでやっていいの?っていう内容。
観た後で知りましたが「モキュメンタリー」という手法の映画だそうです。
ドキュメンタリー風、ではなくて本当にドキュメンタリーとして撮ってる、ということらしいので、事前に調べてから観ましょう。
知らなくてもかなり限界超えてますが、モキュメンタリーと知ったら空いた口がふさがらない。
そりゃあ撮影後確かにモメますね。
どちらにしてもお下品嫌いな人は見ない方がいいです、

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

4.0強烈ブラックコメディ

2021年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

知的

.
カザフスタンに住むボラットが政府の要請を受けてアメリカの文化を学びに行くというフェイクドキュメンタリー。
.
カザフスタンが、男尊女卑の強い国(女の人は男がひいている台車でしか移動できないとか)でユダヤ人狩りという祭りをしていたりかなり左寄りの思想の国として描かれていて、そんな人とアメリカの色んな思想の人が交わっていく。
.
貴族の家にお邪魔したり、フェミニストの話を聞いたり、保守的なキリスト教の集まりに参加したり。面白いのはその人たちの誰もボラットの正しい名前を口にしない。これは、中東系の人達のことを自分の都合の良いように捉えてるだけで、誰もボラットの本当のことを見ようともしてないってことなのかな。公開当時は9.11から5年しかたってないし。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
せつこん

「ボラット」シリーズ関連作品

他のユーザーは「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」以外にこんな作品をCheck-inしています。