ブルーノ
劇場公開日 2010年3月20日
解説
問題作「ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」でブレイクした人気コメディアンのサシャ・バロン・コーエンが、ブルーノというゲイのオーストリア人ファッション・レポーターに扮して大暴れするコメディ。ハリウッドでセレブになることを夢見るブルーノは、マドンナのように養子をもらったり、テロリストに誘拐されたりと、自分なりの“セレブになる方法“を実践していく。
2009年製作/80分/G/アメリカ
原題:Bruno
配給:クロックワークス
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2020年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
セレブリティへの皮肉は面白いと思いましたが、
サシャ・バロン・コーエンの毒と下ネタが強烈すぎて、胸焼けを起こしました。私はボラットの方が好みです。
2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
今回はゲイのTV司会者ブルーノ(コーエン)。オーストリアの有名人という設定らしい。悪趣味もいいところ。最初はポーラ・アブドゥルとかハリソン・フォードが登場して面白いけど、だんだんと腹が立ってくる。ゲイがいけないのか?といった社会派メッセージの微塵も感じられなく、逆にゲイをバカにしているのだ。まぁ、最後にはそれとなくゲイ批判を自ら覆すような方向に持って行ったところは評価できるかも・・・でも金網リングでのブルーノとルッツのラブシーンはいただけない。きしょい・・・
最後には反戦ソング?を歌うブルーノ。これがまたすごい。ボノ、スティング、エルトン・ジョンなど大物アーティストをそのまま使ってる。
2015年3月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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前作の『ボラット…』は、偽のドキュメンタリーをドキュメンタリーする…としながら、単なる悪ふざけに終始した為に微妙な内容だった。
実際に存在する国を馬鹿にする辺りも、観ていて“乗れない”原因になっていたと思う。
相変わらずやっている事に前作からの進歩は全く無く、単なる悪ふざけが延々と続く。
それでも、前作で免疫力が付いてしまったからか?それとも、事前に自らハードルを低くして観たからか?そこそこすんなりと見ていられた。
今回は国・民族をおちょくっている訳では無く、“特定の人達”を笑い飛ばしているのも有るのだろうか?勿論怒る人も居るだろうが、比較的自分を自ら笑い飛ばす事の出来る人達でも有るから…。
そして、観て貰えは解るが、所詮は“やらせ”よりも“劇映画”としての脚本が存在しているのが大きく、単純にストーリー性の有る映画として観ていられる。
一見すると、やっている流れは行き当たりばったりの様に見えるが、結構練り込まれている気がする。
気がするが…やっぱりとんでもない事もしでかしながら、時々脱線しては廻りを白黒させる。まぁ、偽ドキュメンタリーが売りなのだから当然なのだが、肝心の偽ドキュメント場面がそれ程面白く無いのは考えものか…。
不覚にも“写真”ネタでクスっとしてしまう。それまでは全く笑う場面等皆無だったのだけれども…。
以後、爆笑する事は無かったが、数回クスっとしてしまう。まぁ良いか(苦笑)
完全ドキュメントと言える、ちらっとハ○ソン・フ○ードが登場する場面と、ハンター3人の表情が一番面白かったかな。
最後の阿呆らしさこそが、この映画の真骨頂と言えるかも
エ○ドクレ○ットにて、超大物登場場面有り。
(2010年3月27日新宿バルト9/スクリーン7)
2014年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「ディクテーター」で味をしめてブルーノも鑑賞。
ディクテーターはストーリー映画だったのに対してやはりこのドッキリものがサシャ・バロン・コーエンの真髄だと思った。「ボラット」もぜひ観たい。
あきれる下ねただったり引いてしまう悪ふざけは多々あれど、随所にはコーエン自身が道化になることで映し出される建前を越えた世界の裏側。暗黙の了解として人たちが受け流してきたものにガツンと体当たりしてそして逃げる。笑
コーエンがそんじょそこらのコメディアンと一味違うところかも。
今後の動向も気になる人。
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