ザ・フラッシュ

劇場公開日:

ザ・フラッシュ

解説

DCコミックス原作のヒーローが集結した「ジャスティス・リーグ」で本格的にスクリーンに登場した地上最速のヒーロー、フラッシュを主人公に描くアクションエンタテインメント。

地上最速のヒーロー、フラッシュことバリー・アレンは、そのスピードで時間をも超越し、幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去にさかのぼって歴史を改変してしまう。そして、バリーと母と父が家族3人で幸せに暮らす世界にたどり着くが、その世界にはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンは存在せず、バットマンは全くの別人になっていた。さらに、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が大軍を率いて襲来し、地球植民地化を始めたことから、フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を元に戻し、人々を救おうとするが……。

フラッシュ/バリー・アレン役は「ジャスティス・リーグ」から引き続きエズラ・ミラーが担当。1989年の「バットマン」と1992年の「バットマン リターンズ」でバットマンを演じたマイケル・キートンが約30年ぶりに同役に復帰して出演を果たした。「マン・オブ・スティール」でスーパーマンの宿敵ゾッド将軍を演じたマイケル・シャノンも同役で再び出演。スーパーガール役には長編映画初出演となる新鋭サッシャ・ガジェを抜てきした。メガホンをとったのは「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のアンディ・ムスキエティ。

2023年製作/144分/G/アメリカ
原題または英題:The Flash
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2023年6月16日

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(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved (C) & TM DC

映画レビュー

3.5これが最後かもだけどジャスティス・リーグの面々が元気そうでホッとした。

2023年6月30日
PCから投稿
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村山章

4.0青年の成長劇

2023年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あんまり売れてないということで失敗扱いされそうな雰囲気が出てしまっているが、昨今のヒーロー映画の中でも面白い部類に入るのではないか。DC映画をどう展開するか、ワーナー内部で揉めていることが内容にも反映されてしまうという余計なノイズ情報をカットして見れば(正直ヒーロー映画は裏側情報がバカスカ出過ぎてると思う、もうちょっと黙ってほしい)、一人の青年の成長劇としてよく構成されているし、アクションも見やすくて迫力がある。アクションでは特にバットマン絡みのアクションは良かった。ギミックを多用した重量感ある戦闘はらしさが出ていた。スーパーガールを演じたサッシャ・ガジェはクールでカッコいい。彼女の発見だけでもこの映画に価値があると思う。
スパゲティを使ったマルチバースの説明は感覚的にわかりやすいものだし、何より主人公バリーは多くの人が共感しやすい。マーベルには「隣人」ことスパイダーマンがいるが、バリーにも「隣人」ぽさがある。エズラ・ミラーの芝居が良いのだろう。
ちょっと残念なのは、今作は悪役の存在感が希薄なところ。盛り上げのために必要だから出したみたいな感じになってるのは、ちょっと残念。まあ、今作はバリーが自分の弱い部分と戦うみたいなテーマなので、仕方ないのかな。

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杉本穂高

5.0救世主となり得るエズラ・ミラーの熱演

2023年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

『ジャスティス・リーグ』でスクリーンに登場した史上最速のヒーロー、フラッシュことバリー・アレンが、亡くなった母親と無実の罪で投獄された父親の名誉を取り戻すため、過去に飛んで歴史を改変してしまう。物語の構成上、当然、その道程では同じジャスティス・リーグのヒーローたちが出番を待っているわけで、そこがファンも楽しみだったはず。確かに、約30年ぶりにバットスーツを纏ったマイケル・キートン(何をやってもチャーミングだ)やスーパーマンの宿敵ゾッド将軍(マイケル・シャノン)や、カメオ出演も含めてあの人この人が様々な形(色々手が込んでおります)で次々と現れて、そのタイムラインに身を置く興奮と至福が全ての映画ファンに与えられる。でもそれだけじゃない。

本作最大の魅力は、バリーを演じるエズラ・ミラーの熱演だ。特にスーパーパワーを取得した後も自分に自信が持てない大学卒業直後のオタク青年ぶりは秀逸で、ミラーが作り出したコミカルなアンチヒーロー像はジャスティス・リーグそのものを生まれ変わらせる可能性を秘めているとさえ感じる。

スーパーヒーロー映画が曲がり角にあることが指摘される中、優れた脚本と、それを具現化する魅力的な俳優がいれば危機は回避できる。ハリウッド映画が国内興行ランキングのベスト4を久しぶりに独占した週明けに、改めてそんなことを考えた。

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清藤秀人

4.0このおわりかたは、、、

2024年10月3日
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ニコニコホコタテローン