ウルヴァリン:SAMURAI

劇場公開日:2013年9月13日

解説・あらすじ

「X-MEN」シリーズの人気キャラクターでヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンを主人公とした「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)に続くシリーズ第2弾。カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンは、ある因縁で結ばれた大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れる。しかし、重病を患っていた矢志田はほどなくして死去。ウルヴァリンは矢志田の孫娘マリコと恋に落ちるが、何者かの陰謀により不死身の治癒能力を失うというかつてない状況に追い込まれる。日本が主な舞台となり、本格的な日本ロケも敢行された。マリコ役のTAO、ウルヴァリンを日本へと導くユキオ役の福島リラ、矢志田の息子シンゲンを演じる真田広之ら、日本人キャストも多数出演。監督は「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」「ナイト&デイ」のジェームズ・マンゴールド。

2013年製作/125分/G/アメリカ
原題または英題:The Wolverine
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2013年9月13日

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映画レビュー

3.5 日本が舞台のマーベル映画

2024年7月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

ディズニープラスで鑑賞。
マーベル映画では珍しく、大半の舞台が日本になっていました。新宿や秋葉原の街並みなど、見慣れた景色がマーベルの世界に登場していて新鮮でした。

日本人キャストも多く出演しており、中でもマリコとユキオは物語のキーパーソンとして活躍した点が好印象でした。

今作のウルヴァリンは、ある人物の罠によって再生能力を失ってしまいます。これによって、攻撃されたときの痛みを感じるようになり、彼が死に至りそうなぐらい苦しむ姿を見るのが辛かったです。

治療能力を巡る戦いが主に描かれるので、途中から単調に感じる部分はあれども、マーベルで描かれる日本を見れただけでも嬉しかったです。

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Ken@

3.5 ツッコミどころは多いけど愛を感じる

2025年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

斬新

前提として
・原作と思しきものは未読。
・『X-MEN』『~2』『~:ファイナル・ディシジョン』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『~:ファースト・ジェネレーション』は視聴済。
・ジェームズ・マンゴールド監督の他作品は未視聴。

妙にクセになった。

まずは、気になった部分をいくつか。

ストーリー全体の目的が分かりづらい。ローガンが何をしたいのか、勢力図がどうなってるのか、マリコがなぜ狙われるのか(物語中に判明するが納得はしづらい)。これが原因で物語に追い付くことができなかった。キャラや要素が多すぎるのかもしれない。X-MENあるある。

ラストシーン明けで急にユキオがいなくなったのにはびっくりした。さっきまでの会話はどこに??? スピンオフドラマでも作るつもりだったのかな。

日本をロケーションにしているが、やっぱり"勘違い日本"。アメコミ作品との親和性は高いので、悪いとまで言い切れないが……。

日本人をこんなに起用できたのなら、なぜハラダをウィル氏にした……。演技とかの問題じゃなくて日本語発音の問題。メインキャラクターは、日本人とそれ以外の区別をしっかりつけているように印象を受けたのだが、ハラダだけが不可解だった。

さて、ここからは好きな点を。

まずはコンセプト。
日本に来るウルヴァリン。そして死にかける。
爪を出しても痛い。いつもの猪突猛進スタイルで戦うとフラフラになる。そして助けられて渋々従う毛むくじゃら。
ウルヴァリンが死にかけるだけでこんなに面白いなんて!
死にかけても何かを守ろうとする姿は、まさにウルヴァリンであり、"ヒーロー"でもある。今作は"ヒーロー"としての描かれ方が多い。そういう意味では見やすいアメコミ作品。
ウルヴァリンってなんやかんや言って人に甘いよね。

アクションもめちゃくちゃ良い。歴代最高かも。
動きが派手だし、画としても映える。ウルヴァリンvsシンゲンはベストバトル。真田さんすげぇ。
新幹線シーンの妙なコミカルさも好き。でも新幹線は木造じゃないよ???

真田さんと福島さん巧かったなぁ……MAOさんも美しかった。

日本を舞台にしていて、ツッコミどころもたくさんあるが、引き込まれるものが多い。
なによりも"ウルヴァリン"と"日本"に対する愛を感じる。

ウルヴァリンの設定をあんなに引っ張って来たことがあるだろうか。
伐採業の経験、飛行機酔い、ジーンのトラウマ、骨でできた爪(ラストの展開好き!)、兵士としての過去……
ジーンのトラウマ以外、"X-MEN"オリジナル三部作では出てこなかったものである。後付け設定かもしれないが、しっかりと描いているな、という印象。
さらに(原作でおなじみの)黄色いスーツを登場させようとしていたのを聞くと、ニヤッとしてしまう。

日本人の思想とか考え方を、矢志田家の問題・呪縛として描いているのも高評価。良いものでもあり、悪しきものとも捉えられる。一番上の立場(ミスター・ヤシダ)が腐敗するとこうなるよね、みたいな。マリコが乗り超え、自らの力で会社を引き継ぐのも良かった。

ツッコミどころは多いがクセになるぐらい好きになるし、ウルヴァリンかっこいいなってなる。そんな作品。

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NandS

3.5 Welcome To Japan‼️

2025年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ドキドキ

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活動写真愛好家

2.5 ウルヴァリン第2弾。

2024年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

 今回のウルヴァリンは格好悪いです。本調子ではないとは言え、ほぼ呻いてるか「マリコ」としか言ってない印象。代わりにヤクザは凄過ぎ、普通の人間なのに···。
 日本の描写が酷過ぎるは却って笑えるレベル。それよりキャラクターの改変(改悪)が酷いです。特にシルバーサムライ、なんて事をしてくれたんだぁぁぁって感じです。

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池田輝政