探偵はBARにいる

劇場公開日:

探偵はBARにいる

解説

作家・東直己のデビュー作「探偵はバーにいる」を1作目とする「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」を映画化。札幌の歓楽街ススキノで活躍する探偵のもとに、コンドウキョウコと名乗るナゾの女から「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」という依頼が舞い込む。簡単な依頼のはずが、探偵はその直後に命を狙われ、不可解な事件に巻き込まれていく。主人公の探偵に大泉洋、相棒に松田龍平。そのほか小雪、西田敏行らが共演。

2011年製作/125分/PG12/日本
配給:東映
劇場公開日:2011年9月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第35回 日本アカデミー賞(2012年)

ノミネート

作品賞  
脚本賞 古沢良太 須藤泰司
主演男優賞 大泉洋
助演男優賞 松田龍平
音楽賞 池頼広
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(C)2011「探偵はBARにいる」製作委員会

映画レビュー

4.0待望していた「探偵」シリーズの映画化第1弾

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

東直己の「探偵はバーにいる」シリーズは、長年にわたり映画化を待望していた作品だっただけに、製作準備に入っていると聞いた時は小躍りしたことを覚えている。今作は「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」を映画化したものである。
地元・北海道で、しかもこんな格好いい役で主演のオファーがあったのだから大泉洋も小躍りしただろう。相棒役の松田龍平の存在感も素晴らしかった。
第3弾まで製作されたが、大ヒット!とまではいかず。もう少し観ていたいのだが………

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大塚史貴

3.0街の香りが画面から強烈に立ち込めてくる

2017年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

札幌の街の香りが映画全編にわたって立ち込めている。例えば、ウディ・アレンの映画にはニューヨークの街の匂いが感じ取れるように、この映画にも街の匂いがある。札幌でなくても成立するストーリーとキャラクターだが、これが札幌でなくては魅力が半減する、そんな風に思わせる力がある。

主役の大泉洋と相棒役の松田龍平にとって、本シリーズは代表的な役どころとなるのだろう。このシリーズがどこまで続くかわからないが、振り返るとこの2人の俳優を語る上で、決して外すことのできないシリーズとして認知されるのではないか。

探偵キャラクターは今まで数多くあったが、大泉洋は、かっこ良さととぼけた味わいの絶妙なブレンド具合で、新たな探偵像を確立した。

昭和的な雰囲気、あえて悪く言えば古臭さも漂うが、本作は無理に新鮮さを出そうとすることなく、古さを逆に武器に変えているのも良い。

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杉本穂高

3.5早くみればよかった

2024年11月2日
スマートフォンから投稿
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まゆう

5.0指図しているのは名前の分からない男(髙嶋政伸)。 この男がマジでヤバい男で劇中で人を何人も殺すことになる。 オレが髙嶋政伸の出演映画ベスト10を選ぶならこの作品は必ず入れるだろう。

2024年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

動画配信で映画「探偵はBARにいる」を見た。

2011年製作/125分/PG12/日本
配給:東映
劇場公開日:2011年9月10日

大泉洋
松田龍平
小雪
西田敏行
田口トモロヲ
波岡一喜
有薗芳記
竹下景子
石橋蓮司
松重豊
髙嶋政伸
マギー
安藤玉恵
榊英雄
片桐竜次
桝田徳寿
カルメン・マキ
本宮泰風
吉高由里子
街田しおん
阿知波悟美
野村周平
新谷真弓
中村育二

映画「探偵はBARにいる」シリーズ3作品の1作目。
2024年の今から13年前の映画である。

原作は東直己の「ススキノ探偵シリーズ」 (全11巻)
の第2巻。
Amazonで見てみると、11巻の書評はだいたいすべて☆4つ以上ついている。
オレは知らなかったが、人気シリーズのようだ。

予備知識なしで見はじめる。
知っているのは大泉洋と松田龍平が出演していることだけ。

いつもバーにいる探偵(大泉洋)に電話がかかってくる。
仕事の依頼のようだ。
すでに口座には10万円が振り込まれているらしい。
気前のいい客だ。

弁護士を訪ねて、ある質問をして欲しいらしい。
で、探偵は弁護士を訪ねいろいろ質問をし、
相手の反応を探った。

仕事を終えた直後に、
探偵は暴漢たちに襲われて拉致されてしまう。
そしてさらに暴行を受けて
両手を縛られて雪の中に生き埋めにされてしまう。

暴漢たちはどう見てもヤクザだ。
指図しているのは名前の分からない男(髙嶋政伸)。
この男がマジでヤバい男で劇中で人を何人も殺すことになる。
オレが髙嶋政伸の出演映画ベスト10を選ぶならこの作品は必ず入れるだろう。

命からがら雪の中から逃げ帰った探偵はこの事件について調べ始めた。

原作がいいのか、脚本がすばらしいのか
冒頭からラストシーンまで大いに楽しむことができた。

頼りがいがあるのかないのかイマイチつかみどころのない
相棒(松田龍平)ぶりもとてもよかった。

カルメン・マキの歌もよかった。

映画「探偵はBARにいる」シリーズの残り2作を見るのが楽しみだ。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

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