おとうと

劇場公開日:

おとうと

解説

「十五才・学校IV」以来10年ぶりとなる山田洋次監督の現代劇で、吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じる家族ドラマ。共演に蒼井優、加瀬亮。東京郊外のとある商店街で薬局を営む吟子は、夫を早くに亡くし、女手ひとつで娘の小春を育てていた。ある日、エリート医師との結婚が決まった小春の結婚式に吟子の弟・鉄郎が突然現れ、泥酔して披露宴を台無しにしてしまう。親族に責められる鉄郎をかばう吟子だったが、鉄郎の恋人だと名乗る女が借金返済を求めて吟子の薬局に現れ……。

2010年製作/126分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2010年1月30日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第34回 日本アカデミー賞(2011年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 山田洋次
脚本賞 山田洋次 平松恵美子
主演男優賞 笑福亭鶴瓶
主演女優賞 吉永小百合
助演女優賞 蒼井優
音楽賞 冨田勲
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(C)2010「おとうと」製作委員会

映画レビュー

3.5家族って厄介なもの… 笑福亭鶴瓶が見事に体現

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

山田洋次監督にとって、2010年当時、久しぶりに製作する現代劇となった。
吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じるというのも、大きな話題になったことを記憶している。
公開前に鶴瓶、加瀬亮をインタビューしたが、当然ながら「家族」の話題について話すことが多かった。山田監督も口にしていたが、「家族って本当に厄介なもの。それも含めて家族だから」と。
そしてそれをそのまま体現してみせたのが鶴瓶だった。
一家にひとりは…とまでは言わないが、筆者の祖父はだいぶ暴れん坊だった。
観ると、親族の誰かを思い出さずにはいられなくなる作品である。

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大塚史貴

4.0切ないようなもどかしいような温かさ

2024年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「家族って厄介だけどそれも含めて家族なんだよな」
改めてそう感じさせてもらいました。
吉永小百合さんは優しさの中に凛とした強さがあってステキです。
鶴瓶さんハマり役です。こんなオッチャンいるよ。
市井人々の生活を丁寧に描いた作品だと感じました。
蒼井優さんや加瀬亮さん、キムラ緑子さんなど脇を固める配役が好きでした。

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はねひつじ

3.0冒頭からラストシーンまでずっと姉に迷惑をかけ続けた弟。 よほどの忍耐が無ければこの男とはつき合えないだろうと思った。

2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

動画配信で映画「おとうと」を見た。

2010年製作/126分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2010年1月30日

吉永小百合65才
笑福亭鶴瓶59才
蒼井優25才
加瀬亮36才
小林稔侍
森本レオ
キムラ緑子
笹野高史
中居正広
小日向文世
石田ゆり子41才
山田洋次監督79才

吟子(吉永小百合)の一人娘の小春(蒼井優)の結婚式当日。

歓迎されない吟子の弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶)が現れた。
鉄郎のせいで、周囲の心配した通りに結婚式はめちゃめちゃになった。
酒を飲むなと言われたにもかかわらず、泥酔したのだ。

吟子と兄(小林稔侍)は新郎側に一所懸命に謝罪し、
やっと赦された。

他にも多額の借金、空気を読めない言動の数々。

冒頭からラストシーンまでずっと姉に迷惑をかけ続けた弟。
よほどの忍耐が無ければこの男とはつき合えないだろうと思った。

これを山田洋次監督はむりやり感動物語に変えようとしたのだと思うが、
御芝居ではあるけれどもあきれたというのが正直な感想である。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0どうにもならん弟

2023年12月31日
PCから投稿
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