ジャッキー・ウィーバー
15歳のとき舞台「シンデレラ」でデビューして以来、40年以上にわたりシドニーの劇場を中心に活動。オーストラリア国内ではTV出演や舞台女優としてよく知られているが、映画には71年に初出演し、76年の「Caddie」でオーストラリア映画協会賞(AFI)を受賞して以来あまり縁がなかった。出演作品数も20本に満たず国際的な知名度はないに等しかったが、オーストラリア映画「アニマル・キングダム」(10)でアカデミー助演女優賞にノミネートされて脚光を浴び、ハリウッドからのオファーも舞い込むように。デビッド・O・ラッセル監督の「世界にひとつのプレイブック」(12)では再びオスカーの候補になった。私生活では、18歳での最初の結婚を皮切りにその後4度の結婚を経験、シングルマザーの時期もあり、メディアをにぎわせていたようだ。