エディ・レッドメイン
英ロンドン出身。幼少の頃から演技のレッスンを受け、サム・メンデス演出の舞台「オリバー!」などに出演。10代の頃はモデルとして活動する一方で、名門イートン校からケンブリッジ大学トリニティ・カレッジへと進学した。2002年に舞台「十二夜」でプロの俳優としてのキャリアをスタートさせて以降、ロンドン・イブニング・スタンダード・アワードやローレンス・オリビエ賞、トニー賞など英米で名だたる演劇賞を受賞。映画デビューした06年には、ロバート・デ・ニーロが監督した「グッド・シェパード」に出演。以降、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(07)や「ブーリン家の姉妹」(08)といった歴史ドラマをはじめ、米国の作品にも参加する。「マリリン 7日間の恋」(11)で注目を集め、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」(12)のマリウス役でブレイク。“車いすの天才物理学者”として知られるスティーブン・ホーキング博士の半生を描いた「博士と彼女のセオリー」(14)で、英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞(ドラマ部門)などの主演男優賞に輝き、アカデミー賞でも主演男優賞初ノミネートにして受賞を果たした。続く「リリーのすべて」(15)では世界で初めて性転換手術を受けた画家を演じ、再びアカデミー主演男優賞にノミネート。「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚となる「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(16)では主人公ニュート・スキャマンダー役を演じる。