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映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」 イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
劇場公開日 2020年1月17日
解説
「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再共演し、気球で前人未到の高度世界記録に挑んだコンビを演じる、実話ベースのアドベンチャードラマ。1862年、ビクトリア朝時代のロンドン。当時では予測不可能と考えられていた天気の予測が可能であると唱えていた気象学者のジェームズは、荒唐無稽だと揶揄され、実験の資金も集められずにいた。そんな中、気球操縦士のアメリアに頼み込み、ジェームスは彼女の気球飛行に同乗することを許される。最愛の夫を亡くしたアメリアにとって、その気球飛行は悲しみから立ち直るための決意の飛行でもあった。正反対の性格から対立ばかりしていたアメリアとジェームスは、飛行していく中で次第に心を通わせていくが、前人未到の高度7000メートル超えに成功した2人に想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。アメリア役をジョーンズ、ジェームス役をレッドメインがそれぞれ演じる。
2019年製作/100分/G/イギリス・イギリス合作
原題:The Aeronauts
配給:ギャガ
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
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2021年12月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
手に汗握る話で面白かった。話が持つのかと思ったが、兎に角、凄い映画だ。伝記映画として見ず、アクション映画として見れば良いと思った。
2021年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
終盤の酸素が薄くなってから、体温が低下してからの緊張状態での描写が素晴らしかった。
吐く息が白いとか、ほぼ特撮かCGだとは思うのだけれど、一回気絶したあとの展開がすごくて、声をあげてしまった。
地上を離れたら寒くなるので気をつけましょう。
2021年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ひと昔前なら、この主人公の立場はまるで逆だっただろうと思う。不幸な事故で心に傷を持つ腕のいい気球乗り(エアロノーツ)と、探求心に突き動かされる無謀な学者の組み合わせは、たとえば『アビス』『ピースメーカー』などの映画では、設計者や博士の肩書で行動する女優を、アシストしながら導く強い相棒役を主演の男優が演じていた。ジョージ・クルーニーのあくまでも共演者としてニコール・キッドマンが存在した。
それがここ数年の#MeTooに端を発する運動で女優の地位向上が叫ばれ、役柄にも変化がみられるようになった。『ゼロ・グラビティ』ではサンドラ・ブロックが博士役を演じる女優で主演、ジョージ・クルーニーはミッション全体の現場責任者で彼女に協力する宇宙飛行士で助演。2013年の時点では対等か、まだクルーニーのほうが強そうに見えた。
この映画では、男女の役割が逆転してしまっているように見える。行動力に富む勇敢な気球乗りを女優(フェリシティ・ジョーンズ)が演じ、彼女に守られながら気球に乗る研究者を男優(エディ・レッドメイン)が演じている。
冒頭に実話に基づくというような注釈が入るが、実話だとしたら当然ふたりとも男だったはずだろうと思う。
そして2015年の『ザ・ウォーク』という映画。これは幸運にも3Dで見ることができたのだが実に肝を冷やすハラハラドキドキの映像だった。ニューヨークの同時多発テロで失われてしまった貿易センタービルがあった時代に屋上にロープを張り、綱渡りをやってのけた実在の人物を映画化したものだが、クライマックスは固唾を飲んで見入ってしまった。
それを上回るぐらい、ドキドキさせられた映画だった。
どうやらアマゾン・プライムビデオの配信を想定して限定的にしか公開されなかったのか、劇場でもほとんどやってない。しかし、映像の迫力や野心的なカメラワーク、美しい背景の色合いなど劇場向きな作品だと思う。音楽と映像のマッチングもいい。
ただし映画としてはストーリーがほとんど予想できることと、地味な展開が続くことがネックになり、やや食い足らない印象だ。
2020.1.27
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なんども起きる非常事態に叫びながら鑑賞しました。
飛行機にのれば当たり前のように見れてしまう空ですが、二人と共に旅をすれば、その空が鳥肌ものの景色となりました。
彼女の実際に飛んで得た知識と、学者としての知識が争う場面も見ものです☺︎
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