レイフ・ファインズ
英国を代表する俳優のひとり。写真家の父と小説家の母をもつ。王立演劇アカデミー卒業後、ナショナル・シアターやロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで舞台に立ち、1995年のブロードウェイ公演「ハムレット」でトニー賞を獲得した。90年にTV進出し、「嵐が丘」(92)でスクリーンデビュー。続く「シンドラーのリスト」(93)でアカデミー助演男優賞、「イングリッシュ・ペイシェント」(96)で同主演男優賞にノミネートされた。大人気シリーズ第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(05)からヴォルデモート卿を演じる。そのほか、「ナイロビの蜂」(05)や「愛を読むひと」「ハート・ロッカー」(ともに08)などに出演し、「007 スカイフォール」(12)からギャレス・マロリー/M役で「007」シリーズにも参加。「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「キングスマン ファースト・エージェント」(20)など数多くの世界的な話題作で活躍する。自ら主演も務めた「英雄の証明」(11)で映画監督にも挑戦し、その後も「エレン・ターナン ディケンズに愛された女」(13)、第31回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」(18)などでメガホンをとっている。