中谷美紀
東京・表参道でスカウトされ芸能界入り。93年にTVドラマ「ひとつ屋根の下」でデビュー、「ふぞろいの林檎たち IV」(97)などに出演し、「ケイゾク」(99)で人気に火がつく。97年から、坂本龍一のプロデュースで歌手としても活動。大森一樹監督「大失恋。」(95)で映画デビューを果たし、同年の「BeRLiN」で初主演を務める。「リング」「らせん」(ともに98年)などに出演し、「壬生義士伝」(02)で日本アカデミー賞助演女優賞を初受賞。「電車男」(05)のヒロイン・エルメス役や、国内の映画賞で主演女優賞を総なめにした「嫌われ松子の一生」(06)など、映画界でも存在感を増していく。その後も、「自虐の詩」(07)、「ゼロの焦点」(09)などで高い評価を得ている。