リング

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

呪いのビデオが巻き起こす惨劇を描いた鈴木光司のベストセラー小説を、「女優霊」の中田秀夫監督&高橋洋脚本で映画化し大ヒットを記録したホラー映画。ジャパニーズホラーブームの火付け役となり、2002年にはハリウッドでリメイクされた。テレビディレクターの浅川玲子は、「見ると一週間後に死ぬ」と巷で噂されるビデオテープの存在を知る。親戚の娘も犠牲になったことを知り調査を開始するが、玲子自身もそのビデオを見てしまう。玲子は元夫である大学講師・高山竜司に相談し、ビデオの映像を分析。三原山の噴火に関係があることを突き止めた彼らは、大島へ向かう。

1998年製作/95分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1998年1月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第22回 日本アカデミー賞(1999年)

ノミネート

主演女優賞 松嶋菜々子
話題賞 作品部門/俳優部門  
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(C)1998「リング」「らせん」製作委員会

映画レビュー

3.0「ホラー映画の夕べ〜お寺で怖いっ!〜」で鑑賞

2024年7月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

怖い

埼玉県川口市にある法性寺で行われた「ホラー映画の夕べ〜お寺で怖いっ!〜」で鑑賞してきました。お寺の本堂でホラー映画を観るなんてそれだけでドキドキワクワクしました。
さて原作の大ファンが故の映画初鑑賞だっのですが時代が変わったせいかあまり怖くはなかったです。ただ貞子シリーズの原点と考えると感慨深いですね。

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よう

5.0Jホラーの極地

2024年7月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

これぞジャパニーズホラー。
とにかく画面が怖い。過剰な演出は抑えて、BGMも極力少なめに。貞子の登場などここぞというときにメリハリをきかせて驚かせてくる。よくある家の中なのに、雰囲気だけでここまで怖く演出するのはさすがと言ったところ。
先のものを極力映さずにゆっくりと進むカメラワーク、登場人物は少なめに、かつオーバーすぎず自然体な演技。

そして呪いのビデオ。演出の古さも感じなくはないが、めちゃくちゃ不気味でこれぞ呪いのビデオ!って感じ。
自分が知っているいわゆるザ・ホラー映画の極地って感じの映画でした。

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こたー

4.0未来へ残したい怖くて悲しい、奥が深い井戸の話

2024年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

竹内結子さんが演じるトモちゃんの恐怖体験から始まる映画。
視聴後は夜トイレに一人で行くのが怖くなるので注意。

先の展開を知っていても十分楽しめると思う。
あらためて視聴したが怖さは健在。
不思議さが怖さに輪をかける。
トモちゃんの遺影の映像が、今となっては印象深い。
浅川の息子にビデオを見るよう促したのが、いないはずのトモちゃんというのも怖い。
中谷美紀さんが演じる高野が、黒板の計算式を書き直したのに、さらに変わっていたのも氣になる...もしかしたら頭脳明晰な貞子が訂正したのかもしれない。

きっと、浅川の父親もコピーして誰かに渡して、その人もコピーして誰かに渡して....
コピーされたビデオがどんどん増えて、視聴している自分のところにまで回ってきそうな終わり方で(VHS主流の当時はそう思えて)、スケールの大きさを感じた。

特殊能力を持つ竜司に扮する真田広之さんが抜群に格好良い。

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Don-chan

3.5因果系ホラーのはしりに思わず感嘆

2024年4月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

のんびりおうちデートで彼女に『NOPE』や『牛首村』を提案してみた所、一周回ってここに辿り着いた(笑)。意外と観たこと無かったのだが、Jホラーの突然出てくる系、というより怨念と因果系Jホラーのはしりだったのね。

序盤の変死を遂げる役どころが竹内結子さんだったり、その友達が佐藤仁美さんだったり、TVマンに松重豊さんだったり…。語り継がれる作品だけあって出てくる人が豪華。演出はこの25年で使い古された感じは否めない。ただ、呪いのビデオをフックにシリアスな雰囲気で謎の輪郭が見えてくる様は緊張感があり、作品の重厚さが伺える。やはり怖いモノにも由来が必要。

ホラーのベクトルで言うと、怖がらせる要素は比較的薄め。むしろ怪奇現象に触れるミステリー要素が強く、呪いにかかったことに対する緊張と共に巡る謎の解明が面白さを引き立てる。ツッコミ所はいつの時代も健在だが、それも良く思えてしまう出来だった。

主演は松嶋菜々子さん。いやいや、錚々たるメンツの中でも華が出すぎなのよ。もう美しいしまさか主演をこの作品で務めてたなんて知らなかったし。そして真田広之さん!えぇ!ジョンウィックじゃないよ!?と思いながら、今作でもキレキレだったのが印象的。そういう発見もあり…って柴咲コウさんも出てるのね。ガリ○オみたいなシーンもあって良かったっす。

ちなみに彼女は「もっと怖いかと思ってたけどそうでもなかった。」だそうです。きっと来る〜だったけど、ピンとくるでは無かった様で。笑

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たいよーさん。