ゼロの焦点

劇場公開日:

解説

松本清張の長編推理小説を「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心が映画化。主演に広末涼子、中谷美紀、木村多江。結婚式の7日後に消息不明となった夫・憲一の足跡を追って北陸・金沢を訪れた禎子は、そこで憲一の得意先だった社長夫人の佐知子、受付嬢の久子に出会う。一方、憲一に関わりのある人物が被害者となる殺人事件が相次いで起こり始める。

2009年製作/131分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2009年11月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第33回 日本アカデミー賞(2010年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 犬童一心
脚本賞 犬童一心 中園健司
主演女優賞 広末涼子
助演女優賞 木村多江
助演女優賞 中谷美紀
音楽賞 上野耕路
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(C)2009 「ゼロの焦点」製作委員会

映画レビュー

1.5☆☆ いや〜酷い!本当に酷い! BSで放送されたのを録画していたの...

2024年3月13日
iPhoneアプリから投稿

☆☆

いや〜酷い!本当に酷い!
BSで放送されたのを録画していたので、久しぶりに観たけれど。余りの酷さに、開始20分辺りから携帯でポコポコを遊びながら、ながら見してしまった。

劇場鑑賞時にも、いきなり画面にでっかく【dentsu】と映る辺りから「あら〜?」って雰囲気は確かにありましたけどね〜。

松本清張生誕100年記念と銘打った作品ですが。清張本人がもしも生きていて、劇場で観たならば。怒りに💢打ち震えて、そのまま心臓発作を起こして死んでしまったんじゃないか?…って思ってしまう。

何しろ清張本人は、とにかく出たがり気質なところが有って。自身の原作映画には2本。テレビでの原作ドラマ化には12本も出演していたくらいですから。
(Wikipediaを参照しました。)

そもそも、原作を大幅に改定していて。まあその辺りはまだ良いとして。原作及び、清張推理小説の重要な要素である〝 戦後のドサクサ 〟から派生する、人間の業の深さや社会の闇の深さ…それが《やむを得ない殺人》を生んでしまうに至る【心の弱さ】、 、、等。

数多ある推理小説が、単なるアリバイ工作に特化していたりする内容だったりするのとは意を異なり。《戦争》とゆう、人も社会もメチャメチャにしてしまった現実に対して、必死に抗う犯人側の【人間の弱さ】に由来する心理描写が、きちんと描かれているからこそ。犯人でありながら、そこにはしっかりとした人間味が宿しているのに、、、

そんな小説の中身の奥底には全く迫ろうとはせず。ただひたすらに小説の表面をなぞるだけ…って言うのが…

兎にも角にも中谷美紀の怪演が目立ち過ぎていて、もう何をかいわんや…状態。
もう本人はひたすらに頑張っていましたけどね〜
演出は勿論の事ながら、とにかく脚本が杜撰過ぎて本当にお粗末の一言。

最近は持ち直して来たけれども。この頃の犬童一心監督は、何を撮っても酷かったなあ〜…と言った印象。
もう、何処をどう切り取って観てもミステリーとは言えなくて。所詮は〝 質の低いコメディー 〟にか見えないんだもの。

特に酷かったのが♬ オンリー・ユー ♬を始めとする音楽の使い方。
本編での最初の使い方はまだしも。クライマックスでの♬ オンリー・ユー ♬の使い方には膝が砕け散るかと思ってしまったくらいに酷かった。
そこに輪を掛けた、エンドクレジットでの中島みゆきの歌の意味の無さで。完全にこの映画には(当社比)クソ映画確定。
劇場で観ていた時に椅子から崩れ落ちそうになったのを思い出したわ〜。

あ〜やっと終わった。
さあ!ポコポコ面白いから専念しよう

2009年 11月15日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/スクリーン3

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松井の天井直撃ホームラン

3.0名作が映画に

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0手塚マンガを思い出させる

2023年4月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

手塚治虫のマンガで、戦後の時代考証入ったもの、
「アドルフに告ぐ」「奇子」
をよく読んでいたが、その辺りとリンクする事態背景に何だか懐かしさやノスタルジーを感じた。
「ばるぼら」は違ったかな❓

常に付き纏う「敗戦国」故の後ろめたさと、GHQの横暴。振り回された市井の人々の中には、他人には言えない事が幾つもあり、それでも生きてきた、生き延びてきた人たちには、十人十色の歴史がある。
女子大出ても売春しないといけないとか、
学校行ってないから字も読めないとか。

そんな人が再会した時に起こる化学反応は、戦後に温温と産まれてきた人には考えの及ばない事が起こるのだろう。

それぞれのキャラを、振り返りながら絡めていく流れから、3人(憲一、佐知子、久子)の心情が分かり易く、逆に禎子が一番謎なキャラになっていく流れが、不思議だった。

一人、室田社長に関しては、ラストのあの行動に至る動機が不可解で、もう少しキャラ背景が欲しかった。推測は出来るが少し突飛だった。

当時はかなり力入れた作品なんだろうが、
今観ると、2時間ドラマだなー、そこそこ面白いかなー、CGの質❗️💢、とか雑念が多い。

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クリストフ

1.0期待外れ

2023年2月27日
iPhoneアプリから投稿

みなくてよかった。犬童一心さんだからと思ってみてみたけど、がっかり。ヒロインて大事ですね。広末涼子の演技を初めてみたけど、表情が硬いなー。表情筋鍛えた方が良さそう。霧の旗みたいなもの期待した私が間違いだった…。木村多江は良かった。彼女に星を一つ。

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たまちゃん
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