トム・クルーズ

少年時代はアメリカ、カナダを転々とし、聖職者を志す。ニュージャージーで高校時代を送り、膝のケガのためレスリング部を辞めると演劇を始めて熱中し、学校を中退してニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスに通う。「エンドレス・ラブ」（81）でデビューし、「卒業白書」（83）、「レジェンド」（85）を経て、「トップガン」（86）でブレイク。瞬く間にスター俳優となる。「レインマン」（88）や「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」（94）などヒット作に恵まれ、ポーラ・ワグナーとともに設立した製作会社クルーズ／ワグナープロダクションズで「ミッション：インポッシブル」シリーズ（96～）をはじめとした自身の主演作を製作し、俳優およびプロデューサーとして成功を収めている。「7月4日に生まれて」（89）、「ザ・エージェント」（96）でアカデミー主演男優賞、「マグノリア」（99）で同助演男優賞にノミネート。そのほか「マイノリティ・リポート」（02）、「ラストサムライ」（03）、「オブリビオン」（13）、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」（14）など、数々の話題作に主演している。2022年には出世作「トップガン」の約36年ぶりとなる続編「トップガン　マーヴェリック」が公開。私生活では、女優のミミ・ロジャース、ニコール・キッドマン、ケイティ・ホームズとの結婚及び離婚歴をもつ。