コリン・ファース
大学講師の両親のもとイギリスに生まれ、幼い頃はナイジェリアで過ごし、5歳でイギリスに戻る。1983年、ウエスト・エンド・シアターの「アナザー・カントリー」で初舞台を踏み、翌94年の同作の映画版でスクリーンデビュー。95年のTVミニシリーズ「高慢と偏見」でブレイクし、英国アカデミー(BAFTA)賞のTV部門にノミネートされた。その後、映画「恋におちたシェイクスピア」(98)、「ブリジット・ジョーンズの日記」3部作(01~16)、「真珠の耳飾りの少女」(03)、「ラブ・アクチュアリー」(03)、「マンマ・ミーア!」シリーズ(08、18)などに出演。「シングル・マン」(09)でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされ、翌年には、吃音障害を克服していくジョージ6世を演じた「英国王のスピーチ」(10)で同賞を受賞。その後も、人気の英国俳優として「裏切りのサーカス」(11)や、ウッディ・アレンの「マジック・イン・ムーンライト」(14)、「キングスマン」シリーズ(14、17)、「メリー・ポピンズ・リターンズ(原題)」(18)などで活躍する。