シングルマン
劇場公開日:2010年10月2日
解説
世界的ファッション・デザイナーとして活躍するトム・フォードが長編映画初監督に挑んだ話題作。1964年に発表されたクリストファー・イシャーウッドの同名小説を原作に、長年のパートナーを亡くした50代のゲイのイギリス人大学教授の愛と葛藤を描き出す。「ブリジット・ジョーンズの日記」のコリン・ファースが主人公を繊細に演じ、ベネチア国際映画祭で主演男優賞を獲得。共演にジュリアン・ムーア、マシュー・グードほか。
2009年製作/100分/G/アメリカ
原題:A Single Man
配給:ギャガ
日本初公開:2009年10月19日
スタッフ・キャスト
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2021年11月23日
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格好いい家に住み、洒落たインテリアに整理された日用品
気遣いも笑顔もジョークも言える一見、完璧な男に見えるが彼の心の中は孤独のみ。
16年も一緒にいた最愛の人を亡くした傷のせいで‥
最後まで丁寧に死ぬ準備をし、完璧だと思った矢先に完璧なタイミングでの学生との出会い。
人生はいい意味でも、悪い意味でも思い通りにはいかない。
バイセクシャルって、パートナーとの出会いが貴重が故に男と女よりも互いの存在が運命的で"最愛"になりやすのかも‥
そう考えると、自殺を考える主人公の胸の痛みが少し察する事ができる気がした。
ストーリーとは関係ないが、最後までクールで美しい映画やった。
2021年9月27日
Androidアプリから投稿
印象的で繊細で美しい映画。せっかく映像という方法を使うなら、こういう映画をもっと見たい。
この男性の生き方は、ひ弱と言えるだろうけれど、心の繊細さや弱さを、ここまで丁寧に美しく表現していてくれている点で、この映画は、暖かいし、新鮮だと思う。
主人公を心配する学生が語っていた「孤独感」が、全体に一貫して流れている。そして、死を覚悟したとき、初めて見えてくる世界。
「何がどうした」の世界ではなく、「どう見えるか」の世界だった。
2021年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
トム・フォードの妥協なき美意識がおしよせてくる。
その洗練された世界観を楽しむ映画。
まるで写真集をめくっているよう。
恵まれているのに満たされることがない
主人公の底のない虚無感を
コリン・ファースが巧く演じている。
美意識や感性の高い人ほどその孤独もより深い。
ニコラス・ホルトのフレッシュな美しさにはこちらまで救われる。
2021年3月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
主人公の孤独感、絶望感、ずっとそれしかなかったのがラスト近くに少しだけ希望が見えてきたような、その全ての演技が見事なコリン・ファースでした
コリン・ファースってこんなにセクシーだったっけ?と思うほどです
瞳や唇のアップが印象的で、無駄なものが何もなく、とにかく男性が美しい作品でした
大きな盛り上がりもなく淡々と進んでいくストーリーなのに心に深くきました
キラッキラな瞳のニコラス・ホルトが本当に美しすぎました