裏切りのサーカス

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劇場公開日:

裏切りのサーカス

解説

スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの代表作を「ぼくのエリ 200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン監督、ゲイリー・オールドマン主演で映画化したスパイスリラー。1960年代のロンドン。ある作戦の失敗でイギリスの諜報機関サーカスを引責辞職したジョージ・スマイリーに、ある日特命が下される。それは、いまもサーカスに在籍する4人の最高幹部の中にいる裏切り者=2重スパイを探し出せというものだった。共演にコリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハートほか。

2011年製作/127分/R15+/フランス・イギリス・ドイツ合作
原題:Tinker Tailor Soldier Spy
配給:ギャガ
劇場公開日:2012年4月21日

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映画評論

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Jack English (C) 2010 StudioCanal SA

映画レビュー

3.52回目でようやくいろいろとわかった。

2022年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

劇場公開当時、映画館で観たときは
「おお!なんだか知的な感じで面白い! で、モグラはスマイリーの可能性があるということ??」
と全然間違った解釈をしていたことに、今回じっくりアマプラで観てはじめて気づいた。。。「モグラはスマイリー」の方が深いけどね(笑

しかし、豪華俳優陣だったんだな。。
・ゲイリー・オールドマン
・ベネディクト・カンバーバッチ
・コリン・ファース
・トム・ハーディ
・トビー・ジョーンズ、、、

あと、「男同士の恋」や「敵との恋」、「寝取られ」など、全編に渡って色恋が重要なピースとして散りばめられていたんだな。。男たちの知的な謀略戦争ぐらいしか当時は記憶にない。 (何を見ていたんだ!)

あと疑問に思ったのだが、「こちらは実はしょうもない情報を渡していて、相手も実はしょうもない情報をもらってたのなら誰も被害にあっていないのでは?」と思ったのだが。
こうやって繋がることで、米の「しょうもなくない情報」が東側にいくのがダメということなのかな?
あかん、まだわかってないわ。。

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momokichi

4.5鏡の世界と対峙するような迷宮のラビリンス

2018年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

派手な銃撃や爆破、アクションは一切なし。むしろファイルを盗み出したり、裏切ったり裏切られたりといった最低限の動きにこそカタルシスがある。鑑賞中、ついつい眠気に襲われたり、あるいは難解さに音を上げてしまうケースも多いだろうが、しかし、本作は逆に何度も繰り返し観ることで楽しみ方が深化していく稀有な作品でもある。最初はストーリーに主眼を置き、今度は名優の演技に酔いしれ、それからこの物語を取り巻く「様々な愛の形」にも注目しながら鑑賞してみることをお勧めする。するとスマイリーと妻の愛とはまた別に、彼と“カーラ”もまた、何やら言い知れぬ深い愛で結びついているように見えてくるのだから不思議なものだ。鉄のカーテンの向こう側の敵と戦いながら、最終的な目的は最も近くにいる妻を取り戻したいということ。あるいはその逆も真なり。この鏡の世界と対峙するような感覚こそ、ル・カレが描きたかった迷宮のラビリンスなのだろう。

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牛津厚信

3.0鑑賞動機:原作10割

2024年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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なお

0.5よみうりホールで鑑賞

2024年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

面白い、面白くないの話ではなく、肌に合わない映画。

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ムーラン